平成22年9月青森県鰺ヶ沢。
クランクイン準備中に、わさお君と飼い主の菊谷さんの、浜辺での散歩を見た瞬間、この映画が大切な、観たことのない温かい命の息吹を伝えてくれると感じたのです。 トラックの横を嬉しそうに笑いながら、40㎞ぐらいの速度で疾走するわさお君。菊谷さんの笑顔に、大勢の生きとし生けるものの面倒を長く見てきた方の生き様がありました。そして風を切って走る姿の中には、『南極物語』のタロとジロが。 その命の息吹をスクリーンに焼き付けたのが映画『わさお』です。一生懸命生きている本物の姿を、どうぞ御覧下さい。 |
ウィリアム王子婚約で世界が注目する英王室、現エリザベス女王の父、ジョージ6世の知られざる実話。
“王冠を賭けた恋”の裏側で王にならざるを得なかった一人の男の葛藤と、まわりの人の愛に支えられ、真の王となるまでを描いた感動作。 一見硬そうなテーマをユーモラスに、笑える演出で魅せ、そして最後には必ず涙する、本年度最多となるアカデミー賞12部門ノミネートも納得の最強の作品!! 今この世に生きる最高のキャストといっても過言ではない3人の演技にも注目。うっとりと映画の至福に酔いしれてください。 |
誰にだっているはず、もう一度話したい人が― 誰にだってあるはず、孤独を感じたことが― 誰にだってあるはず、生き方に迷ったことが―〈死〉をめぐり、苦悩する3人の男女。不思議な運命が三人を誘い、やがて交錯する。
彼が見つけた〈生きる〉ことの答えとは―人は誰かと出会い、ふれあい、愛し、そして前へ生きてゆける― そんなささやかな日常への感謝を謳った物語。 生きていくことの意味、答えが見つけづらくなっている今の時代―クリント・イーストウッドとスティーブン・スピルバーグ2大巨匠が、今を生きる私たちへ贈る、感動巨編です。 劇場を出た後、人生観が変わる―そんな映画です。是非、劇場へお越しください。 |
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ラース・フォン・トリアーファンの皆様、お待たせしました! 2009年カンヌ映画祭で最大の衝撃となった問題作がいよいよ公開です!
そのあまりに美しく、かつ過激な映像表現に卒倒する人続出、カンヌ映画祭で称賛と嫌悪が物議を醸した本作は、当初日本での公開は不可能と言われていました。しかし多くのファンからの公開を待ち望む熱いメッセージに応えて公開が実現しました。 見どころは映画史に残るオープニングの映像美(必見!)、そして本作でカンヌ映画祭主演女優賞を受賞したフランスを代表するセレブ女優(セルジュ・ゲンズブールとジェーン・バーキンの娘)、シャルロット・ゲンズブールの全裸も厭わない、文字通り体当たりの演技です! |
この復讐は是か非か?
『悪魔を見た』はジャンルや枠を超えた規格外の衝撃作であり問題作です。婚約者を殺された男が復讐の鬼と化し、まさに悪魔のような殺人鬼と激突します。どちらが善でどちらが悪かの境目が曖昧になり、予想をはるかに超える結末へとなだれ込んでいきます。 イ・ビョンホンとチェ・ミンシクの名優2人は、これが演技であることを忘れるほど役になりきっていて、恐ろしさと哀しみが痛いほど伝わってきます。 『オールド・ボーイ』『殺人の追憶』『母なる証明』『チェイサー』『息もできない』など韓国映画にはクオリティが高い作品が多いですが、また1本傑作の登場です。あなたはこの映画に“何”を見ますか? |
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