私は今年34歳。学生運動のことも知らず、ましてや“この国を変える”なんて想いを持ったこともありませんでした。
だけど、たった40数年前の日本で、20代前後の若者が本気で世界を変えようとしていた。この映画を見て「学生運動=関係ない」という想いは180°変わってしまいました。 山下敦弘監督が挑んだ『マイ・バック・ページ』は、川本三郎さんのノンフィクションの原作を基に、そんな激動の時代に起きた衝撃の事件と、時代に翻弄され葛藤する若者たちを描きます。妻夫木 聡さんと松山ケンイチさんの演技がとにかく素晴らしい! そしていつの時代も変わらない“熱い想い”! この映画が今を生きる皆さんの胸に響くことを信じています! |
あなたは、「運命」としか思えない出来事や出会いを経験したことがありますか? しかし、もしもそれらが、“偶然”ではなく第三者によって意図的に“操作”されたものだったとしたら…。
映画『アジャストメント』は、人類の永遠のテーマ「運命」について、全く新しい切り口で迫る新感覚のサスペンス大作。現実の裏側から、人間の運命を超人的能力で“操作”する「運命調整局」と、愛する女性の為に、操作された運命を変えようと抵抗する主人公(マット・デイモン)の闘いが描かれる。 この映画を観た後も、あなたは自分の運命が“操作”されていないと言い切れるだろうか? 鑑賞後に「運命」についての話題が盛り上がる事必至! 是非、劇場へ! |
震災以降、現代には不安と混乱が渦巻いています。そして2500年前、厳しい身分制度や戦争が繰り返される、同じく不安と混乱の時代に、シッダールタ(のちのブッダ)は生まれました。
本作は仏教の有難さを伝える映画ではありません。当時仏教がなぜ必要だったのかを、シッダールタと悲しい運命に立ち向かう様々な人物を織り交ぜ、人間ドラマとして描いています。この手塚先生の最高傑作を、日本における長編アニメ映画のパイオニア・東映アニメーションが技術の粋を尽くして映像化しました。そして声の出演は、吉永小百合さん、堺雅人さん、観世清和さん、吉岡秀隆さん。 この圧倒的エンターテイメントを是非、映画館でお楽しみください。 |
ワルシャワ郊外の緑に囲まれた木造の古い屋敷、その家で愛犬フィラと静かに暮らす一人の女性アニェラ、91歳。
夫はとうに他界し、息子も結婚して家を出ている今、さほど長くはない自らの余生と彼女が愛する家をどうするか考えていた。その家で彼女が体験した忘れることのできない甘美な思い出の数々と、息子の家族に同居を拒否された寂しさに、健康への不安…。やがて彼女が下す人生最後の決断。彼女がただひとつだけ遺そうとしたものとは…。 鮮烈なまでに美しいモノクロームの映像と、世界現役最高齢の名女優が魅せる奇跡の演技で詩的に描き出す、ある女性の人生最後の日々。現在、大ヒット上映中です。ぜひスクリーンにてご覧ください。 |
世界で100年以上使われている薬は3つある。タカヂアスターゼ、アスピリン、アドレナリン。そのうちの2つを日本人が発見・抽出していたことはご存知だろうか?
アメリカ、ワシントンに今も咲き誇る多くの桜。それらを寄贈し、植樹させたのが同じ日本人というのはご存知だろうか? 彼の名前は高峰譲吉。彼は一人でも多くの人間を救いたい、という思いから化学者になった。日露戦争下、日米の架け橋として奔走し、その後アメリカに桜を咲かせようと尽力。人間は夢を見なきゃ何も成し遂げられない。高峰譲吉の偉業の根底には、平和への強い願いと夢があった。 力強く咲く桜を見て、高峰譲吉が最後の最後まで願った平和への夢を心に刻むべし!! |
「大阪全停止」。この一大事の背景には、すべての大阪人が口裏を合わせてひた隠す歴史を覆すほどの真実が! しかもその鍵を握るのはトヨトミの末裔!驚きの設定で始まる本作は、東京から乗り込んできた3人の会計検査院調査官と、400年間“あるもの”を守り続けてきた大阪の男たちとの攻防戦を描いています。
「どこを切り取ってもすばらしい」とは原作者・万城目学先生の感想。絶え間なく奇想天外な出来事が巻き起こり、ラストには感動と発見が同時に押し寄せる新感覚が待ち構えています。 大阪の全面協力を得て実現した迫力シーンの数々と、個性的な登場人物に新たな魅力を吹き込んだ出演者たちの好演も必見。驚天動地のエンターテインメントが、ついに幕を開けます! |
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