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![]() 登場人物はたったの3人。誘拐犯の男2人と富豪の娘、アリス・クリード。この3人の力関係が幾度も逆転し、見たことのない犯罪サスペンスに仕上がっています。低予算ながら、練られた脚本と俳優の演技力で最後まで目が逸らせません!私自身、「登場人物が少なくたって、映画ってこんなに面白くなるんだ!」と、映画の力を再認識しました。 監督は、長編初作品となるJ・ブレイクソン。 今後話題作をどんどん生み出すことになるであろう映画界の新しい才能の誕生を、是非劇場で体験してみてください! |
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![]() 東京〜東北〜北海道の美しい景色と、西田敏行演じる「おとうさん」とハッピーの切なくも温かい演技が見どころ。なんといっても、110万本のひまわりを手植えした北海道でのラストシーンは圧巻の一言。 この夏、あなたも、おとうさんとハッピーの旅を辿りに映画館へ行ってみませんか? |
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![]() 激しく加速していく、この破滅的な恋愛を目の当たりにして私たちは、「こんな風に愛に溺れる覚悟が、自分にはあるだろうか?」と自身に問いかけることでしょう。切なく、心を震わせるむき出しの純愛が、スクリーンであなたをお待ちしています。 ―あなたは軽蔑されるほど、人を愛したことがありますか? |
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![]() 悲劇の名作「曽根崎心中」などを残した近松門左衛門が300年前に作った、現代に通じる若者の孤独と狂気を描いた不朽の名作です。 題名に“油地獄”とある通り、借金に追いつめられた若者・与兵衛が衝動的に殺人を犯す場面での油まみれになりながらの立廻りは、必見! シネマ歌舞伎にしたことで、多くの女性ファンを魅了する仁左衛門さんの表情や動きの細部まで堪能できます。 親子三代での共演も大きな話題となり、多くの歌舞伎ファンを熱狂させた舞台をぜひ映画館で! |
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![]() 二人は奇跡を信じて冒険に出るが―。 本作の「発見」は実生活でも兄弟の前田航基、旺志郎の二人。監督がオーディションで出会い、設定から脚本を変えるほど惚れこんだ才能は天性のもの。「もう弟と一緒に暮らすことはないかもしれない」とどこかで感じている兄と、無邪気に旅を楽しむ弟とのギャップが見事に自然に映し出される。そして冒険の後兄がみせる成長! その前向きな表情に胸が熱くなります。 個人的にもずっと是枝作品ファンですが、今回ほど切なさと愛おしさを感じた作品は初めて。独特のユーモアに笑って、輝く生命力に癒され、最後には一緒に清々しい風を感じてください。 |
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![]() 「鞘」しか持たない侍、野見勘十郎は一人娘のたえと共に、流浪のたびを続けていた。無断で脱藩した罪により捕らわれるのだが、殿様の眼前に連行された勘十郎は、《30日の業》に処され、それに成功すると無罪放免になると言う…。物語はここまでにして、後は見ていただくしかございません。 主演に起用されたのは、演技初経験、全くの素人の野見さん。そして脇を固める俳優陣は超豪華。そんなキャスティングの妙も見所の一つ。監督が「照れることなく、自分の思いをぶつけた」というラストシーンをぜひ堪能してください。 |
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