フクシマ2011 〜被曝に晒された人々の記録
監督 : 稲塚秀孝
語り : 仲代達矢/桜井勝延 ほか
時間 : 1時間25分
配給 : ゴー・シネマ
公開劇場 : ヒューマントラストシネマ渋谷 ほか
悩み苦しみもがきながら前を向いて生きようとする人々の姿を10カ月間追った。
東日本大震災…地震、津波被害に加えて発生した福島第一原発事故。眼に見えない放射能汚染に晒された福島県飯館村、南相馬市の人々。
「この街に生きる」ことを選びとり、偏見と差別の中で、悩み苦しみもがきながら前を向いて生きようとする人々の姿を10カ月間追った。
「日本が置き去りにしてはならない現実がここにはある」
種まく旅人 〜みのりの茶〜
監督 : 塩屋俊
出演 : 陣内孝則/田中麗奈 ほか
時間 : 2時間1分
配給 : ゴー・シネマ
公開劇場 : 有楽町スバル座 ほか
現代を生きる皆さんにぜひとも見ていただきたい、日本の大人を元気にする映画です!
自分たちで作ったおいしいごはんを食べて、笑い合って、日が沈んだら眠りにつく。時々、星空を見上げて泣く。そんなシンプルな暮らしの大切さ…。美しい大分の茶畑を背景にしたおおらかな人間模様に笑い、美しい夕日に感動し、観賞後はふといまの自分の足元を見つめ直したくなる。現代を生きる皆さんにぜひとも見ていただきたい、日本の大人を元気にする映画です! 主演の陣内孝則は、現場に足を運んで皆と汗を流す人間味溢れる官僚、大宮金次郎を演じて新境地を開拓。デザイナーとしての職を失い、居場所が見えなくなりながらも、お茶の栽培を通じて新たな人生を歩み始めるみのりを演じるのは田中麗奈。皆さんに見てほしいオーガニックシネマです。
STAR WARS エピソードI/ファントム・メナス 3D
監督 : ジョージ・ルーカス
出演 : リーアム・ニーソン/ユアン・マクレガー ほか
時間 : 2時間16分
配給 : 20世紀フォックス
公開劇場 : TOHOシネマズ 日劇 ほか
映画の歴史を変えた『スター・ウォーズ』が今度は3Dの歴史も変える!
シリーズ第一作から35年『スター・ウォーズ』が3Dになって甦った。あらゆる世代の観客がより深く物語を理解でき、キャラクターのリアル感も段違い。手に汗握るポッド・レースの興奮、ジェダイvsダース・モールのライト・セイバーを縦横に駆使したアクション、そしてフルデジタルで生まれ変わったヨーダ―最新の3Dで見所満載。ヘビー・ユーザーの皆さんはオープニングだけで涙モノ。そして見やすいナチュラルな3Dはファミリーにも最適。お父さんたち、ぜひお子さんに初めての“スター・ウォーズ体験”を。映画の歴史を変えた『スター・ウォーズ』が今度は3Dの歴史も変える。この春、追随を許さない驚異の3Dを劇場で体感せよ!
スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜
監督 : ジョージ・クルーニー
出演 : ライアン・ゴズリング/ジョージ・クルーニー ほか
時間 : 1時間41分
配給 : 松竹
公開劇場 : 丸の内ピカデリー ほか
「明日は我が身…」と息をのむ101分! ぜひ劇場で体験してください。
ジョージ・クルーニーがアメリカ大統領選挙の裏側を描いた『スーパー・チューズデー〜正義を売った日〜』。本作の原題「The Ides Of March」はカエサルがブルータスに暗殺された日を意味します。つまり「ブルータス、おまえもか」という名言が生まれた日ですね。そこで我が上司が提案した邦題は『スティーヴン、おまえもか』?! さすがにそれはどうかと…社内外で物議を醸した事件も遠い昔…ついに今月公開を迎えます! お固い政治ドラマに見えますが、敵味方が入り乱れながら繰り広げられる心理戦は、実際に自分のすぐ隣でも起こりうるものばかり。政治に疎い私でも「明日は我が身…」と息をのむ101分! ぜひ劇場で体験してください。
長ぐつをはいたネコ
監督 : クリス・ミラー
出演 : 竹中直人/勝俣州和 ほか
時間 : 1時間30分
配給 : パラマウント ピクチャーズ ジャパン
公開劇場 : 新宿ピカデリー ほか
思い切り笑って泣いて癒される、この春絶対おすすめの映画です!
アカデミー賞ノミネート、世界中で大ヒットを記録し、猫旋風を巻き起こしている本作は、捨て猫だった〈長ネコ〉ことプスの運命をかけた宝探しの大冒険を描く、感動と興奮の3Dファンタジー超大作! 普段はキザでクールなプスが魅せる、たまらなくキュートな猫らしい習性、魔法の豆に導かれ天空の世界で繰り広げられる壮大なスケールのアクションシーン、捨て猫だったプスと家族との絆を描く感動の物語。そして、長ぐつに隠された秘密が明かされます。大人も子どもも、猫好きも犬好きも、思い切り笑って泣いて癒される、この春絶対おすすめの映画です! 一匹の猫が起こした奇跡とは─。ぜひ劇場でお確かめください。
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙
監督 : フィリダ・ロイド
出演 : メリル・ストリープ/ジム・ブロードベント ほか
時間 : 1時間45分
配給 : ギャガ
公開劇場 : TOHOシネマズ日劇 ほか
鉄の女の姿に、深い感動を覚える一本です。
「家庭の問題を理解できる女性なら誰でも国の問題も理解できる」―1979年から11年もの長期政権をとった英国元首相、マーガレット・サッチャー。彼女は国のリーダーである一方、妻であり母でもあるひとりの女性でした。
本作が描くのは、86歳となる現在のマーガレット。認知症を患い10年前に他界した夫の幻影と暮らす彼女は過去の栄光と挫折を思い出しながら、あるひとつの思いに至ります―「夫は幸せだったのか?」と。夢中に仕事をしている時は、大切な人を犠牲にしがちな私たちは、そんな彼女の思いに共感し、二人の愛情物語に切なく涙が溢れます。
鉄の女にも老いと死は訪れる―それを受け入れ静かに余生を過ごす彼女の姿に、深い感動を覚える一本です。
走れ 
走れ
砲弾の間を駆け抜けながら 一頭の馬が語りかけてくる
今日に失望し、明日に光が見えなくても
走れ 
走れ
大地の泥を跳ね飛ばしながら 一頭の馬が語りかけてくる
昨日に哀しみ 今日に涙が枯れ果てても
前だけを見て走り抜けるんだと
濁ることのないその眼差しは
私に語りかけてくる
そして二時間後、この馬は奇跡を起こし
私の生きる希望となった。