第８４回アカデミー賞３部門ノミネート! 大女優グレン・クローズが、３０年もの歳月をかけて映画化！！１９世紀のアイルランド。ウェイターとして働くアルバートには、誰にも言えない重大な秘密があった。それは“彼”が貧しく孤独な生活から逃れるため、男装して生きてきた“女性”だということ…。１４歳の時に自分自身を捨て去り、４０年以上もたった独りで生きてきたのだ。しかしある日、数奇な運命を背負いながらも自分らしく生きるヒューバートに出会い、固く閉ざされた心の扉が開き出す。『美しい人』のロドリゴ・ガルシア監督とグレン・クローズ、ミア・ワシコウスカ、アーロン・ジョンソンらが生み出す“極上のヒューマンドラマ”。切ない人生に涙していただけるはずです。

荒々しい海に投げ出された少年に残されたのは、小さなボートと、わずかな非常食、そして一頭のトラ。はたしてトラはパイの命を奪うのか、それとも希望を与えるのか。誰も見たことのない、２２７日間の漂流生活が今始まる！ なぜ少年は生きることができたのか―。名匠アン・リーが贈る、ゴールデン・グローブ賞＜作曲賞＞を受賞し本年度アカデミー賞®１１部門ノミネートの本作。観客である私たちも少年パイと同じように、気がつけばもう、この物語に飲み込まれ、類いまれな体験をすることになります。そこで出会う出来事は何を私たちに残してくれるのか。さぁ、あとはスクリーンへ向かうだけ！この奇跡の映像体験をお見逃しなく。

半世紀のあいだ、家族を見つめ続けてきた山田洋次監督待望の最新作がついに完成になります。瀬戸内海の小島から子供たちに会うために上京してきた老夫婦。久しぶりに家族が揃うものの、東京で暮らす子供たちとでは少しずつ溝ができていき…。つれない子供たちの態度に仕方ないと思いながらも淋しさを抱く父と母。親を気にかけながらも仕事に追われる長男と長女、いくつになっても口うるさい父親につい反抗してしまう次男。やっかいなのに愛おしい。誰よりも近いはずなのに時々遠くに感じてしまう。どの世代のどんな人が見ても「そうそう、うちもそう」と思わず共感し､笑って、泣くこと間違いなしです！今年最高の感動をぜひ映画館で噛み締めてください！