八月の鯨
2月16日(土)より公開
監督 : リンゼイ・アンダーソン
出演 : リリアン・ギッシュ/ベティ・デイヴィス ほか
時間 : 1時間31分
配給 : アルシネテラン
公開劇場 : 岩波ホール ほか
ニュープリント版で蘇ります!
初公開当時、31週間という異例のロングラン大ヒット、全国で連日満員が続出した本作が25年ぶりに、岩波ホール45周年を記念して、ニュープリント版で蘇ります。サラとリビーの老姉妹は、夏になると決まって、メイン州の美しい入り江に浮かぶ小島にやってくる。その海辺には、八月になると鯨が現れ、少女の頃、ふたりはよく鯨を見に駈けていったものだった。だが、やがて鯨は姿を見せなくなり、老姉妹の季節も静かに変わっていった…。年を取り変わりゆく現実に目を向けながらも、なんでもない日々のささやかな出来事が美しく描かれ、何より、柔らかな光に包まれたラストシーンは希望に満ちています。ぜひ劇場でご覧ください。
ゼロ・ダーク・サーティ
公開中
監督 : キャスリン・ビグロー
出演 : ジェシカ・チャステイン/ジェイソン・クラーク ほか
時間 : 2時間38分
配給 : ギャガ
公開劇場 : TOHOシネマズ有楽座 ほか
衝撃の真実を目撃せよ!
本作『ゼロ・ダーク・サーティ』はビンラディンを10年間追い続けたCIAの追跡劇を描いた実話でありますが、私がここで訴えたいのは、捜査の中心にいた人物が、な、なんと私と同じく新人のCIA女性分析官であるというのであります。しかし、しかし本当に訴えたいのはそんな驚愕の事実ですらこの作品を語る上では些細な事だと感じてしまうほどなのです。今までどこでも語られることのなかった真実、その衝撃の連続に上映時間158分間息つく暇も与えてくれない緊迫感であっという間に過ぎるのであります。2001年米国同時多発テロから10年、2011年ビンラディン殺害に至るまでに一体何が行われてきたのか? 衝撃の真実を目撃せよ!
ダイ・ハード/ラスト・デイ
公開中
監督 : ジョン・ムーア
出演 : ブルース・ウィリス/ジェイ・コートニー ほか
時間 : 1時間38分
配給 : 20世紀FOX映画
公開劇場 : TOHOシネマズ日劇 ほか
家族で、そしてカップルで劇場までお越しください!!
裁判所は吹っ飛び、美麗なホテルは機銃掃射で穴だらけ、道路には650台のスクラップとなった車の山―これでまだ映画の半分以下! 初の海外となるモスクワでも“世界一ツイていない男”のパワーが炸裂!!あまたのアクション映画の追随を許さぬ飛び交う銃弾の数と大爆発が連続はまさに圧巻。爽快感すら覚えるマクレーン親子の暴れっぷりはシリーズ最高、ということは映画史上最強!さらに面白さはアクションのみに止まらない。マクレーンのボヤきのユーモアは格段にアップ。誰もが心惹かれる親子の物語にちょっぴり感動。男に独占させるのは勿体ない『ダイ・ハード/ラスト・デイ』。家族で、そしてカップルで劇場までお越しください!!
ジャッジ・ドレッド
2月16日(土)より公開
監督 : ピート・トラヴィス
出演 : カール・アーバン/オリヴィア・サールビー ほか
時間 : 1時間35分
配給 : ブロードメディア・スタジオ
公開劇場 : 渋谷TOEI ほか
超ド級勧善懲悪エンターテインメント!
英国人気コミックであり、シルベスター・スタローン主演で映画化された『ジャッジ・ドレッド』(’95)が完全リブート。荒廃した近未来アメリカを舞台に警察官であり裁判官、刑の執行まで行う法の番人ジャッジ。その頂点に立つ男ドレッドが、悪の一味牛耳る200階建てビルに乗り込み、7万5千人もの敵を相手に奮闘する超ド級勧善懲悪エンターテインメント。正義のために死地へと向かい、裁き(ジャッジ)を下す、その姿は正にヒーローであり、ドレッドの生き様に胸が熱くなること間違いなし。「ウルトラマン」でハヤタ隊員を演じた黒部進さんから届いた「ウルトラマン、ハヤタからエールを送ろう。」始め、コメントも続々。公式HPも要チェック!
王になった男
2月16日(土)より公開
監督 : チュ・チャンミン
出演 : イ・ビョンホン/ハン・ヒョジュ ほか
時間 : 2時間11分
配給 : CJ Entertainment Japan
公開劇場 : 新宿バルト9 ほか
影武者、真の王となる!
影武者、真の王となる―。暗殺の危機におびえる暴君・光海は瓜二つの道化師を影武者として仕立てる。たった銀20両の“偽の王”はやがて民のため国の運命をも変えようとするのだが…。イ・ビョンホンが初の時代劇で一人二役に挑戦し韓国では歴代3位の記録的大ヒットとなった。実在した朝鮮15代目の王・光海が歴史書に書き留めた“隠すべき事は、残すべからず”といった謎の文章を基に、歴史から消された15日間を史実とフィクションを取り混ぜ描いた絢爛豪華な歴史大作だ。利権ばかりを考える政治家たちに翻弄されながらも、民の心を失わず身を賭してリーダーであろうとする影武者の姿、生き様は胸をすくような爽快さと感動を与えるだろう。
本年度アカデミー賞11部門ノミネート、ゴールデン・グローブ賞<作曲賞>を受賞した本作。荒々しい海に投げ出された少年に残されたのは、小さなボートと、わずかな非常食、そして一頭のトラ。なぜ少年は生きることができたのか―。先日アン・リー監督が来日し、主人公の少年がこの試練でいかにして大人になっていくか、成長するかというストーリーである、と語られました。トラと対峙し誰も見たことのない状況下で起こるサバイバル・ストーリーは、物語にピタリと重なり臨場感あふれる映像体験。初めて感じるエモーショナルな3D映画を私たちも主人公と一緒に心で漂流することになります。さぁ、あとはスクリーンへ向かうだけ! お見逃しなく。