ベートーヴェンが亡くなる半年前に完成させた弦楽四重奏曲第１４番。全楽章、“アタッカ”で途切れることなく演奏し続けるという、伝説の難曲にインスパイアされた映画が誕生しました。調弦も許されない、歪んでいく音色のなかに、調和を探し続けていくという、人生そのものを重ねた物語です。結成２５年を迎える、弦楽四重奏団のチェリストが病気で引退を決意し、そこからさまざまな人間ドラマが繰り広げられるわけですが、メンバー同士の嫉妬や秘密、さらには許されない恋の関係も明らかになり、きっと誰もが身につまされるであろう人生の迷いやズレをリアルに描きます。そして、驚きと感動にみちた拍手喝采のエンディングに、ご期待ください！

美しい海の残る町“玻璃ヶ浦”で湯川学（福山雅治）が出会ったのは、蕁麻疹が出るほど苦手としている子供、全員が秘密を抱えている家族、そして不可解な死体だった。大人気シリーズ「ガリレオ」の劇場版第２弾は、東野圭吾原作シリーズの中でも屈指の名作と名高い『真夏の方程式』。先日最終回を迎え、今年度最高平均視聴率を記録したドラマ「ガリレオ」とは一味違い、自ら事件の解決に動き出す姿や、最も苦手としている子供と交流する姿など、湯川の人間味が垣間見られる一面が描かれています。愛する者を守るために重ねられた“嘘”と“罪”の方程式を湯川は解き明かすことができるのか？ 進化を続ける湯川の活躍をぜひ劇場でお楽しみください。