10月5日(土)より公開
1983年10月、アラスカ州アンカレッジで実際に起きた犯罪史上類を見ない猟奇殺人事件の全貌と、事件解決の裏に隠された真実を追ったドラマ。犯人のロバート・ハンセンは、12年間にも渡り多数の女性を拉致監禁、性的暴行を加えた上でライフル銃で人間狩りをするという残虐極まりない手口で犯行を重ね、実刑461年という判決を受けた。全米を震撼させた事件の衝撃度もさることながら、刑事役のニコラス・ケイジと犯人役のジョン・キューザック、2大スターの火花散る演技合戦に加え、ヴァネッサ・ハジェンズが見せる体当たりの演技が見どころだ。この秋、緊迫感あふれる極上のクライム・サスペンスをご堪能あれ!
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9月28日(土)より公開
取り違え事件に直面した本作の登場人物たちは、それぞれ愛しいところも憎たらしいところもある生身の人間として“生活”を送っていく。観客はいつしか、登場人物の誰かに自分を重ね、「自分ごと」として一緒に映画の中を生きることができる作品だと思う。
私は初めて見たとき意外にもすっかり子供の気持ちになっていた。親の迎えが遅れたり、叱られたりするだけで、このまま一人ぼっちでは、この家の子じゃないのでは、とすぐ不安になっていた頃、親の笑顔を見ただけで安心したことを思いだしていた。映画はシリアスなテーマを扱うが、とても温かくやわらかく、感情を揺さぶる。見終わると自分の大切な人を思い描き、その人に愛情を伝えたいと思わせる。この作品の素敵なところはそこだと思う。 |
12月14日(土)より公開
加賀藩に実在した、包丁侍・舟木家が、“刀”ではなく、“料理”で動乱を乗り越えた家族の物語がこの映画には描かれています。劇中では、出戻り娘で料理上手のお春(上戸彩)が、4つも年下で出来そこないの包丁侍、安信(高良健吾)に嫁ぎ、必死に夫の料理指南を行います。二人はぶつかり合い、時にすれ違いながらも、次第に心を通わせながら夫婦愛と家族の絆を深めていく…。果たして、二人は本当の夫婦になれるのか?今も昔も家族の歴史は、毎日の献立とともにありました。みなさんにも、料理にまつわる家族の想い出があるはず!?じつはグルメだった江戸時代!武家が実際に食していた料理の数々と、家族ドラマの名作をぜひご賞味ください。
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9月28日(土)より公開
記者に囲まれる大物俳優。「この度は息子が…」と涙を浮かべるも、三文芝居と糾弾され…。これ、最近話題の芸能ニュースではなく、映画『謝罪の王様』からのひとコマです。自分に非があろうとなかろうと、とにかく謝る日本人。そんな謝罪文化に目をつけたのが、『舞妓Haaaan!!!』『なくもんか』の脚本家・宮藤官九郎。主演の阿部サダヲが「謝罪師」黒島に扮し、ケンカの仲裁から国家存亡の危機まであの手この手で謝り倒し、ついには「究極の謝罪」を繰り出します!!大げさで滑稽な登場人物たちに爆笑しながらも、いつの間にか感情移入?!謝ったことがある全ての人に捧ぐ謝罪エンターテインメント。おもしろすぎてごめんなさい!!
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