ニシノユキヒコの恋と冒険
2月8日(土)公開
監督 : 井口奈己
出演 : 竹野内 豊/尾野真千子 ほか
時間 : 2時間2分
配給 : 東宝(株) 映像事業部
公開劇場 : TOHOシネマズ六本木 ほか
人の恋愛を覗き見しているかのような感覚を体験させられます!
芥川賞をはじめ数々の文学賞を受賞した作家・川上弘美の『ニシノユキヒコの恋と冒険』の映画化。メガホンをとったのは、女性の圧倒的支持を集め、海外でも評価の高い『人のセックスを笑うな』の井口奈己監督。5年ぶり待望の新作です。
女に優しく死ぬほどモテるニシノユキヒコに竹野内 豊。彼をとりまく7人の魅力溢れる女性たちに尾野真千子、成海璃子、木村文乃、本田 翼、麻生久美子、阿川佐和子、中村ゆりか。
長まわしで有名な井口監督の、122分にギュッと凝縮された世界観に期待が膨らみます。さらに監督の描く恋愛模様に、ドキドキ♡ニヤニヤ! 人の恋愛を覗き見しているかのような感覚を体験させられます。ぜひ劇場でご覧ください。
ウルフ・オブ・ウォールストリート
公開中
監督 : マーティン・スコセッシ
出演 : レオナルド・ディカプリオ/ジョナ・ヒル ほか
時間 : 2時間59分
配給 : パラマウント ピクチャーズ ジャパン
公開劇場 : 新宿ピカデリー ほか
ぜひ映画館でこの溢れ出るエネルギーを感じてください!
アカデミー賞作品賞を含む主要5部門でノミネート! 主演ディカプリオ、監督スコセッシのタッグによる本作は、とてつもなく過激でスリリング、そしてエネルギッシュでパワフルな驚愕のエンターテイメント作品に仕上がっています。誰も思いつかない奇抜なアイデアと一瞬にして人の心をつかむ巧みな話術で、貯金ゼロから年収49億円を稼ぎ出した株式ブローカーの成功、放蕩、破滅の仰天人生を描きます。しかも実話! あらゆる人を虜にする卓越したカリスマ性と、欲望まっしぐらな人間くさい面にきっと皆様もひきこまれるはずです。また、これまで見たことがないハジけたディカプリオにもご期待を!ぜひ映画館でこの溢れ出るエネルギーを感じてください。
小さいおうち
公開中
監督 : 山田洋次
出演 : 松たか子/倍賞千恵子 ほか
時間 : 2時間16分
配給 : 松竹
公開劇場 : 新宿ピカデリー ほか
奥深いこのストーリーに皆さん引き込まれることでしょう!
「小さいおうち」はそのタイトル通り、昭和初期、東京郊外にたたずむ赤い屋根の小さいおうちをメイン舞台として描かれています。平井家という“小さい”世界で展開するストーリーですが、その小さい世界で、戦争がどうとらえられ、どのように世の中は変化していったのか、人々の暮らしはどうだったのか…私たちが歴史として知っているはずのあの時代の真実が描かれています。それはとてもリアルで、そして切なく、見た人の心を揺さぶります。小さいおうちに封印された“秘密”が、60年の時を経て紐解かれていく…とても奥深いこのストーリーに皆さん引き込まれることでしょう。ぜひ劇場でお楽しみください!
メイジーの瞳
公開中
監督 : スコット・マクギー/デヴィットシーゲル
出演 : ジュリアン・ムーア/アレキサンダー・スカルスガルド ほか
時間 : 1時間39分
配給 : ギャガ
公開劇場 : TOHOシネマズ シャンテ ほか
また頑張ろうと背中を押してくれます!
離婚した両親の身勝手さに翻弄される6歳のメイジー。
メイジーの目線で描かれる物語は、子どものころ、両親のケンカをドキドキしながら聞いていたときの不安や、幸せな家族の思い出など、自分の体験が重なっていく。子どもだっていろいろ見ていて、感じているんだ、と思い出す。人はどうして大人になるにつれ、自分勝手になっていくのだろうかと身につまされる。
多様化する現代社会で、家族のあり方にルールはなく、子どもが幸せに過ごせるのが一番なんだと、この映画は改めて感じさせる。そして、希望あるラストには思わず温かな涙があふれ出す。
人生で本当に大切なものは何だったか―。日々に疲れた私たち大人に、小さなメイジーが教えてくれ、また頑張ろうと背中を押してくれます。
抱きしめたい-真実の物語-
2月1日(土)公開
監督 : 塩田明彦
出演 : 北川景子/錦戸 亮 ほか
時間 : 2時間3分
配給 : 東宝
公開劇場 : TOHOシネマズ日劇 ほか
極上の実話ラブストーリーです!
交通事故が原因で、左半身と記憶能力に障害を持つ女性・つかさ(北川景子)と彼女を愛したタクシードライバー・雅己(錦戸亮)。二人は多くの障害を乗り越えて結婚、出産を迎えるが、幸せの絶頂であまりにも過酷な運命が待ち受けていて…。そう聞くと、悲しい物語を想像するかもしれない。しかし、二人で過ごした幸せな時間、空気、残された希望が浮き彫りになり、決して哀しい涙でなく温かい涙が流れる作品です。そして、日本映画史上に残るであろうキスシーン、アドリブ演技でのケンカシーン、ドキュメンタリーと見間違える程の強烈なリハビリシーンなど見所満載。久しぶりに“映画らしい映画”と自信を持って言える極上の実話ラブストーリーです!!
『エレニの帰郷』の担当になり真っ先に思ったのは、かの有名なアンゲロプロス監督の作品を私は理解できるのかという事だった。そんな不安を拭うよう、心の奥底に眠った芸術美への興味を掻き立て、巨匠に挑戦した。“映像の詩人”が魅せる、壮大なシーンに印象的にのせられていく台詞たち。男女の心の内を正直に描き出し、半世紀に及ぶ時代の旅へと引き込まれた。難しくない、そこに生きる人々、寂しく美しい鮮やかな雪景色、悲鳴にも似た風の声、五感全てを使ってみるだけだ。2時間7分――魂との戦いだった。喜びと同時に“生きる”事の意味を噛みしめた。皆さんもぜひ20世紀最高の映像監督が生み出す『エレニの帰郷』をご堪能あれ!