ルック・オブ・サイレンス
7月4日(土)公開
監督 : ジョシュア・オッペンハイマー
出演 : アディ・ルクン/アミール・シアハーン ほか
時間 : 1時間43分
配給 : トランスフォーマー
公開劇場 : シアター・イメージフォーラム ほか
浮かび上がる人間の怖さ。でも怖いだけじゃない、アディの勇気には心底感動します。
人間の本性の怖さにぼう然。さらに感動の涙もあり。今年必見と自信をもってお薦めします!昨年話題を呼んだドキュメンタリー『アクト・オブ・キリング』を覚えていますか? その第二章にあたるのが本作。ヴェネツィア映画祭5冠のほか、前作を上回るペースですでに世界40冠以上、早くも来年度アカデミー賞最有力と言われています。60年代インドネシアで起きた大虐殺で兄を殺された青年アディ。何とインドネシアでは今もその虐殺が罪に問われず、加害者たちは権力の座についたまま。そんな危険な状況の中、アディは兄を殺した加害者たちに直接対峙し、その罪を問うのです。浮かび上がる人間の怖さ。でも怖いだけじゃない、アディの勇気には心底感動します。「アイヒマン裁判に匹敵する価値を持つ」と絶賛される大傑作です。
映画 ひつじのショーン
~バック・トゥ・ザ・ホーム~
7月4日(土)公開
監督 : マーク・バートン、リチャード・スターザック
時間 : 1時間25分
配給 : 東北新社
公開劇場 : 新宿ピカデリー ほか
思いっきり笑って泣けるメェー作誕生!
あの「ひつじのショーン」が初の映画化となりました!“2015年=ひつじ年”に、日本の皆様に本作をお届けできるという奇跡♪しかも今年はショーン生誕20周年という節目の年でもあります。舞台はおなじみの牧場を飛び出して大都会へ……。ドキドキワクワクだけではなくて、絆の大切さ・あったか~い感動を味わえる思いっきり笑って泣けるメェー作誕生!スクリーンいっぱいに繰り広げられる、クレイ・アニメーションの温かみにも大注目!子供はもちろん、大人まで楽しめること間違いなしです! ぜひ劇場でお楽しみください
アリのままでいたい
7月11日(土)公開
監督 : 栗林慧
出演 : DAIGO/吉田羊 ほか
時間 : 1時間20分
配給 : 東映
公開劇場 : 丸の内TOEI ほか
昆虫が苦手な人でも、その神秘的な生態に引き込まれること間違いナシです!
私たちの身近にいながら、その生態についてはほとんど未知である昆虫の世界! そんな昆虫たちの生態を世界で初めて映画化したのがこの3D昆虫映画「アリのままでいたい」です! 昆虫写真家・栗林慧氏が自作した“アリの目カメラ”の接写技術で昆虫たちが怪獣のように迫力満点にスクリーンに登場します! 今最も旬なDAIGO、吉田羊、杉咲花がボイスキャストで、昆虫たちのバトルシーンやお食事シーンを情感たっぷりに伝えてくれています。肉眼でとらえることの出来ない貴重なシーンが盛りだくさん!! 知られざる命のドラマがこの映画には詰まっています。昆虫が苦手な人でも、その神秘的な生態に引き込まれること間違いナシです! この映画で克服しましょう!
チャイルド44 森に消えた子供たち
本日公開
監督 : ダニエル・エスピノーサ
出演 : トム・ハーディ/ゲイリー・オールドマン ほか
時間 : 2時間17分
配給 : ギャガ
公開劇場 : TOHOシネマズ みゆき座 ほか
犯罪の存在を認めない偽りの理想国家で、次々と子供たちの死体が発見される、共通のしるしを残して―。
原作は09年「このミス!」海外編第1位の世界的ベストセラーノベル。スターリン政権下のソ連。犯罪の存在を認めない偽りの理想国家で、次々と子供たちの死体が発見される、共通のしるしを残して―。というまがまがしいサスペンシャルな設定ながら、国全体が独裁者により啓蒙されてゆく中、正義を貫き真実に辿り着こうとする夫婦のドラマの部分も大きな見所です。主人公の秘密警察官レオを演じるのは、公開中マッドマックスで絶賛爆走中のトム・ハーディ。マッチョな漢(おとこ)ながら、優しく時には切ない憂いのある目……トム様の魅力全開です!! もちろんゲイリー様も渋い演技で魅せてくれます。注)男優にしか触れていませんが、私はそっちではありません。
抱きしめられたい。子どもだって。おとなだって―。試写会が終わったあと、涙をぽろぽろと流しながらも笑顔で「 今すぐ家族に会いたくなりました」「早く家に帰って子どもを抱きしめたい!」と、見た方の多くがあたたかいコメントを寄せてくださるのが、この『きみはいい子』です。描かれるのは、虐待やいじめ、認知症といった現代の子どもとおとなをめぐる問題ですが、中心となる大きなテーマは「ひとがひとを愛するということ」。監督は、前作『そこのみにて光輝く』でモントリオール世界映画祭最優秀監督賞をはじめ41もの映画賞を受賞した呉美保。いま現在子育て中の方だけでなく、かつて子どもだったすべての人に贈る感動作です!