先生と迷い猫
10月10日(土)公開
監督 : 深川栄洋
出演 : イッセー尾形/染谷将太 ほか
時間 : 1時間47分
配給 : クロックワークス
公開劇場 : 新宿バルト9 ほか
猫が教えてくれる、人と町と、夫婦の愛のお話。
イッセー尾形9年ぶりの主演作。相棒は天才女優・猫! 猫が教えてくれる、人と町と、夫婦の愛のお話。
校長先生の家に、毎朝やってくる三毛猫のミイ。ある日姿を見せなくなったミイを探しに、町へ出かけた先生が見つけたのは、温かい町の人たちとのふれあいと、亡き妻への愛でした。
カタブツでヘンクツな先生を演じるのは、イッセー尾形さん。笑いの中に、先生の孤独がふっと漂う演技と、染谷将太さん、もたいまさこさん、岸本加世子さん他実力ある俳優陣との掛け合いは必見です。そしてもう一つの注目は、代役なしで全編1匹で演じ切った三毛猫のドロップの自然体な演技。ロケ地の伊豆の美しくのどかな風景を歩くその姿は、癒し効果抜群です!
ヴェルサイユの宮廷庭師
10月10日(土)公開
監督 : アラン・リックマン
出演 : ケイト・ウィンスレット/マティアス・スーナールツ ほか
時間 : 1時間57分
配給 : KADOKAWA
公開劇場 : 角川シネマ有楽町 ほか
現代に生きる私達も見習うべき人生術がいっぱいです。
17世紀、フランス。太陽王ルイ14世の栄華の象徴ヴェルサイユ宮殿の庭師が女性だったなら、という発想で作られた「ヴェルサイユの宮廷庭師」。女性庭師サビーヌは、宮廷庭師ル・ノートルから、ヴェルサイユの造園指揮に抜擢されます。樹木や土と格闘しながら、宮廷という男社会に立ち向かうサビーヌ。その姿はやがて人々や国王の心を動かし、個性溢れる「舞踏の間」を完成させていきます。主人公を演じたケイト・ウィンスレットが地味なドレスで泥だらけで作業する姿は、まさに大地の女。それでも、自然と向き合う姿はとても美しくエロティック。人を敵に回すことなく、言いたいことは言う。現代に生きる私達も見習うべき人生術がいっぱいです。
ドローン・オブ・ウォー
公開中
監督 : アンドリュー・二コル
出演 : イーサン・ホーク/ゾーイ・クラヴィッツ ほか
時間 : 1時間44分
配給 : ブロードメディア・スタジオ
公開劇場 : TOHOシネマズ六本木ヒルズ ほか
この映画は他人事では済まされません。
昨今、世間をにぎわせている無人機「ドローン」が、いま現在、戦争に利用されていることをご存じでしょうか? 無人機なので操縦士は必要なく、遠隔操作でターゲットを爆撃します。この軍事用ドローンによる空爆は、罪の無い民間人を巻き添えにする大きな問題点があります。9.11以降の米軍による【対テロ戦争】を描いた本作は、事実に基づいています。
監督は『ガタカ』『トゥルーマン・ショー』のアンドリュー・二コル。主演は『ガタカ』『6才のボクが、大人になるまで。』のイーサン・ホーク。
ゲームのように現実感のない戦争。戦争が日常化する恐ろしさ。この映画は他人事では済まされません。
日本と原発 4年後
10月10日(土)公開
監督 : 河合弘之
出演 : 河合弘之/海渡雄一 ほか
時間 : 2時間18分
配給 : Kプロジェクト
公開劇場 : ユーロスペース ほか
「原発」を否定する人/推し進める人の双方に突撃取材を敢行!
日本の経済事件史に残る数々の事件弁護を引き受け、バブル期には【法の凄腕用心棒】【逆襲弁護士】とまでいわれた辣腕ビジネス弁護士・河合弘之。彼が人生を掛けた勝負に選んだのは、史上最大の相手「原発」だった。原発差止訴訟の最前線にいる河合自らが、刻々と変化する原発問題をリアルタイムで伝えるべく、「原発」を否定する人/推し進める人の双方に突撃取材を敢行! 小泉純一郎(元首相)、近藤駿介(元原子力委員会)、馬場有(浪江町長)から避難生活を送る方々までそれぞれの現場の声をあますところなく引き出す。原子力発電から見えてくる現代日本の社会構造。いまあらためて原発の問題を「具体的」に考えることができる作品です。
図書館戦争 THE LAST MISSION
10月10日(土)公開
監督 : 佐藤信介
出演 : 岡田准一/榮倉奈々 ほか
時間 : 2時間
配給 : 東宝
公開劇場 : TOHOシネマズスカラ座 ほか
アクションも!“ 胸キュン”も!
2013年に公開され、初日アンケートでは満足度98.2%という驚異の数字を残した前作『図書館戦争』。2年半の時を経て、ついに続編『図書館戦争 THE LAST MISSION』が公開! 原作ファンから“実写化するならこのキャストで! ”と熱望された、岡田准一×榮倉奈々の最強タッグが再び実現しました!
国家によるメディア規制が横行する近未来の日本で、検閲に対抗し「本を読む自由」を守る図書隊に所属する堂上と郁の前に更なる試練が立ちふさがります。堂上は、本と仲間を守り切れるのか!?
アクションも!“ 胸キュン”も! 前作よりもはるかにスケールアップした『図書館戦争』をぜひご期待ください!
タイムリミットは8時間。冒頭10分でぐっと惹きこまれる映像と音楽の迫力もさることながら、興奮冷めやらぬ展開の中で、原発テロに立ち向かう人々の姿は真実味を帯び、劇中の台詞は蜂に刺されるかのごとく、私たちの胸に突き刺さる。原発、家族、立場、時代、そして、未来―。原作者の東野先生は映画をご覧になった直後、堤監督に「僕の言いたいことを全部言ってくれました」と伝えた。そして、堤監督は「これを自信作と言えるのは、最高のスタッフとキャストのおかげ」と繰り返し話す。原作が1995年に刊行されてから20年。時代が移り変わる中で、堤監督が“今”だからこそ作ることができたと言う、渾身の一作をぜひ劇場でご覧ください。