あの頃エッフェル塔の下で
12月19日(土)公開
監督 : アルノー・デプレシャン
出演 : カンタン・ドルメール/ルー・ロワ=ルコリネ ほか
時間 : 2時間3分
配給 : セテラ・インターナショナル
公開劇場 : Bunkamura ル・シネマ ほか
これぞフランス映画の神髄!
大ヒット作『クリスマス・ストーリー』などの名匠アルノー・デプレシャン監督最新作は「これぞフランス映画の神髄!」と海外でも評価が高い。描かれるのは80年代フランスが舞台、一生に一度の身を焦がすような恋。主人公ポールは故郷に未練などなかったはずが、長い外国生活を終えパリに戻る際、エステルとの初恋を思い出す。2年にわたる片想いを経て、とうとう彼女を射止めることに成功。しかしその後ポールはパリへ行き離れ離れに。そんな二人の恋の行方とは! スマホもない時代、遠い恋人から届いた手紙の匂いを胸いっぱい吸い込む場面は印象的で、恋人たちの切実な気持ちが伝わる。恋の気分に浸りたい、この冬ぴったり必見の一本! 
ディーン、君がいた瞬間(とき)
12月19日(土)公開
監督 : アントン・コービン
出演 : デイン・デハーン/ロバート・パティンソン ほか
時間 : 1時間52分
配給 : ギャガ
公開劇場 : シネスイッチ銀座 ほか
死の直前の最も美しいディーンを、ぜひスクリーンでご覧ください。
24歳の若さでこの世を去った永遠のスター、ジェームズ・ディーンをご存知ですか?本作はまだ無名のディーンと、彼を見出した写真家デニス・ストックの二週間の旅を描いた物語です。ディーン役には『クロニクル』のデイン・デハーン、デニス役には『トワイライト』シリーズのロバート・パティンソン。ハリウッドの未来を担う若き実力派2人に、まだ何者でもなかったディーンとデニスの姿が重なって見える事でしょう。互いの才能に導かれ、孤独な魂が共鳴していく2人の絆と、彼らの運命だけでなく時代をも変えてしまう瞬間が、切なく描かれています。写真家デニスの目線を通して描かれる、死の直前の最も美しいディーンを、ぜひスクリーンでご覧ください。
母と暮せば
公開中
監督 : 山田洋次
出演 : 吉永小百合/二宮和也 ほか
時間 : 2時間10分
配給 : 松竹
公開劇場 : 新宿ピカデリー ほか
亡き息子と母親の日々を儚くも優しく描いた感動作
「『父と暮せば』と対となる作品を作りたい」作家・井上ひさしさんの願いを、山田洋次監督が映画化。50年以上にわたり“家族”をテーマに映画を撮り続けてきた山田監督が「生涯で一番大事な作品を作ろうという思いで製作した」と語る本作は、終戦後の長崎を舞台に、亡き息子と母親の日々を儚(はかな)くも優しく描いた感動作です。奇妙だけど特別で愛おしい時間が静かに流れ、エンディング後に込み上げてくるのは「大切な人に会いたい」という思いです。吉永小百合、二宮和也、黒木華、浅野忠信、加藤健一と国内外で高い評価を受けた豪華俳優陣で贈る、やさしくて悲しい家族の物語。全世代から支持され絶賛大ヒット公開中。年末年始、感動の涙をぜひ劇場で! 
ひつじ村の兄弟
12月19日(土)公開
監督 : グリームル・ハゥコーナルソン
出演 : シグルヅル・シグルヨンソン/テオドル・ユーリウソン ほか
時間 : 1時間33分
配給 : エスパース・サロウ
公開劇場 : 新宿武蔵野館 ほか
カンヌ国際映画祭で絶賛された面白さ
未(ひつじ)年の最後にこの映画を! 舞台は北極圏に位置する島国アイスランド。広大な景色が広がるとある村で、羊飼いとして生計を立てる老兄弟グミーとキディーが主人公です。結婚もせず、ひたすら羊を愛し続けてきた2人は、隣同士に住んでいるにも関わらず40年間も口を利かない絶縁状態。しかし、キディーの羊が疫病に侵されたことで2人はある秘密を共有し、40年ぶりに力を合わせることに……。フワフワな羊がたっぷり登場し、偏屈な老兄弟のやりとりに思わずニヤリ。寓話(ぐうわ)のような独特な世界観とリアリティーのある物語展開は、さすがカンヌ国際映画祭で絶賛された面白さです。はたして老兄弟と羊の運命は? 衝撃的なラストにも注目です! 
はなちゃんのみそ汁
12月19日(土)テアトル新宿先行公開
※1月9日(土)より全国公開
監督 : 阿久根知昭
出演 : 広末涼子/滝藤賢一 ほか
時間 : 1時間58分
配給 : 東京テアトル
公開劇場 : テアトル新宿 ほか
“おいしくてあったかい”家族の記憶。
33歳でガンでこの世を去った千恵が5歳の娘・はなと夫・信吾との日々をつづった実話エッセイの映画化と聞くと、「悲しくて泣いてしまう映画なのかも……」と思う人も多いかもしれないですが、ここで描かれているのは“おいしくてあったかい”家族の記憶。自分の余命がわずかだと知った千恵は、まだ幼い娘に、「一人でも元気に生きていく力をつけるには、ちゃんと作る、そしてちゃんと食べること」という思いを伝えようと、みそ汁づくりから始め、料理や家事を教え始める……。そんなささやかな日々の積み重ねが、かけがえのないものだと気づかせてくれて、見終えた後は、みそ汁をのんだときのように、“ほっ”とした笑顔に誰もがなれる作品です。
映画 妖怪ウォッチ
エンマ大王と5つの物語だニャン!
12月19日(土)公開
監督 : 髙橋滋春/ウシロシンジ
: 戸松遥/悠木碧 ほか
時間 : 1時間40分
配給 : 東宝
公開劇場 : TOHOシネマズ 六本木ヒルズ ほか
アニメシリーズとの連動や大人も楽しめるユーモアも満載。
劇場版第2弾となる今年の「妖怪ウォッチ」は、楽しさてんこ盛りの5つの物語でお送りします。ジバニャンはもちろん、USAピョンやコマさん、フユニャンといった人気妖怪たちがスクリーンで大暴れ。アニメシリーズとの連動や大人も楽しめるユーモアも満載。さらに親と子の絆を描いた泣けるエピソードも。そして全てがつながる最終話では“エンマ大王”の正体も明らかに……。もちろん、「妖怪ウォッチ」について知らなくても楽しんでいただけます! さらに今回、短編「スナックワールド」の同時上映も決定。こんなに面白いのは“妖怪”の仕業!? ぜひ、ご家族で“妖怪”たちに会いに来てください。今年の冬も映画館で待ってるニャン! 
“オーストリアのモナリザ”と呼ばれたクリムトの名画「黄金のアデーレ」。その画に秘められた、ある女性の美しくも哀しい感動の物語が、先週ついに公開しました。試写会で感動度98.1%(!)、出口調査で満足度98.2%(!!)をマークし、上映中に鼻をすする音が聞こえたかと思えば、スッキリ笑顔で劇場を後にする人が目立つ、感涙にして爽快!の感動の実話です。ぜひご覧ください!右の写真はNYに絵画「黄金のアデーレ」を見に行った私……ではなく、名画を模写する親子アートユニット「アーブル美術館」の天馬画伯(小6)の新作「黄金のアデーレ」を見ている時の私です。なんと138cm四方の実寸大! ずっと見ていたい不思議な魅力があります。