11月5日(土)公開
12年前、主人公ジュリエッタの娘は突然何も言わずに姿を消してしまいます。ジュリエッタはそれ以来、娘には一度も会っていません。彼女は心の奥底に封印していた過去と向き合い、今どこにいるのかもわからない娘に宛てた手紙を書き始めます。届くはずのない一通の手紙。母が綴(つづ)った“本当に娘に伝えたかったこと”とは――。
原作は2013年にノーベル文学賞を受賞したカナダの女性作家アリス・マンローの傑作小説。スペインの巨匠ペドロ・アルモドバル監督が本当に描きたかった、運命に翻弄(ほんろう)された母と娘の物語です。家族にしか分かりあえないこと。そして、家族だからこそ言えない秘密もあるでしょう。この秋にぴったりな良質作をぜひ劇場で。 |
10月29日(土)公開
今年のフランス映画祭で最高賞の観客賞を受賞した感動作が、いよいよ公開となります。
92歳の誕生日パーティーで突然「自らの手で人生を終えることにした」と宣言する母。驚いた家族は何とか思いとどまらせようとしますが、母と正面から向き合い始めた娘は、次第にその生き方や強さに心を動かされていき――。
人生の終え方も含め“自分らしい生き方”を選ぶとはどういうことなのか、娘が母の人生から学んだ大切な教えとは何か、そして家族がお互いを心の底から受け入れ合ったとき、人生はどんな輝きを見せてくれるのか。そんな愛と優しさに満ちたメッセージが詰まった感動作です。ぜひ、大切な方と一緒に劇場でご覧ください。 |
10月29日(土)公開
オリジナル脚本の本作でデビューを飾る新人監督・中野量太がやってのけました。今来、多くの名匠に描かれ、数多の名作が生まれた“余命モノ”。しかし、本作は今までのそれと、ひと味もふた味も違います! 父の蒸発により休業中の銭湯を営む幸野家の母・双葉。突然の余命宣告を受け「絶対にやるべきこと」を決め実行する。その行動は家族から全ての秘密を取り払い、彼らはより強い絆で結びついていく。そんな家族と母が交わした最後の“秘密”とは――。脚本に「心が沸かされた」と出演を決めた宮沢りえさんを筆頭に、杉咲花さん、オダギリジョーさん他豪華キャストが新たな家族の物語を彩ります。ぜひ、劇場で幸野家の熱い愛に触れてください!
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11月5日(土)公開
故・塩屋俊監督のかっこいい農業の映画を撮って第1次産業を応援したいという志を引き継いでシリーズとなった。3作目は「夢のつぎ木」桃農家の話である。佐々部監督は笑いの要素を強くして人間ドラマを際立たせ、ぐっと泣ける作品にした。今をときめく役者陣も劇中はその辺の人にしかみえない。むしろ主役は人が息づく街や風景かもしれない。理想や夢が叶う人生はそうそうにはないのだと気づくと、でも自分の居場所はちゃんとある事がわかる。そこに新たな夢も芽生える。映画版「置かれた場所で咲きなさい」。誰もが見て、幸せになれる作品に仕上がっていると思います。それと斎藤工ファンのツボが満載だと先行公開で見た方がツイートしています。
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