海は燃えている~イタリア最南端の小さな島~
2月11日(土・祝)公開
監督 : ジャンフランコ・ロージ
出演 : サムエレ・プチッロ/ピエトロ・バルトロ ほか
時間 : 1時間54分
配給 : ビターズ・エンド
公開劇場 : Bunkamuraル・シネマ ほか
ニュースが報道しない「島の本当の姿」が描かれます。
イタリア最南端の小さな島、ランペドゥーサ島。12歳の少年サムエレは友達と手作りのパチンコで遊び、島の人々はどこにでもある毎日を過ごしている。しかし、この島にはもうひとつの顔がある。ここは、アフリカや中東から命がけで地中海を渡りヨーロッパを目指す多くの難民の玄関口でもあるのです。本作では、ニュースが報道しない「島の本当の姿」が描かれます。無邪気に遊ぶ少年の笑顔、過酷な旅の末に島に辿(たど)り着いた難民の涙……美しく詩情溢れる映像が語る人々の姿に、胸を揺さぶられる静かな衝撃作。ローマ法王やメリル・ストリープが絶賛しドキュメンタリー初のベルリン国際映画祭最高賞を受賞!とにかく今、見ていただきたい映画です!
王様のためのホログラム
公開中
監督 : トム・ティクヴァ
出演 : トム・ハンクス/アレクサンダー・ブラック ほか
時間 : 1時間38分
配給 : ポニーキャニオン
公開劇場 : TOHOシネマズ シャンテ ほか
私たちにちょっとした勇気と元気を分けてくれます。
トム・ハンクスって、超が付く大俳優なのにものすごく親近感が沸くと思いませんか?窮地に陥った時の困った顔、きっと大丈夫、と言ったときの温かい笑顔―どんな役柄もその多彩な表情でぐっと身近なキャラクターにしてくれる。そんな彼の魅力が最大級に詰まった作品が公開です。失業して離婚、さらにはサウジアラビアの王様に新規ビジネスを売り込む羽目になった中年サラリーマンのアラン。慣れない土地で異文化の波に翻弄(ほんろう)される日々。でも、流れに身を任せたら、案外人生はうまくまわり出す―トム・ハンクスは、今回も絶妙な困り顔と抜群のコメディーセンスで私たちにちょっとした勇気と元気を分けてくれます。ぜひ劇場に会いに来てください。
相棒-劇場版IV-
2月11日(土・祝)公開
監督 : 橋本一
出演 : 水谷豊/反町隆史 ほか
時間 : 2時間
配給 : 東映
公開劇場 : 丸の内TOEI ほか
『相棒』初心者でも楽しめる一作です!
皆さまご存知『相棒』シリーズの劇場版第4弾! 今回、特命係・杉下右京(水谷豊)とスクリーンでタッグを組むのは4代目相棒・冠城亘(反町隆史)。情熱的かつユーモアセンス抜群な彼の初劇場版作品である本作。始まりは謎の国際犯罪組織“バーズ”による少女誘拐。彼女は7年前に日本政府が闇に葬った事件の被害者と発覚する。特命係はその事件を7年間追い続ける男と共に真実を追求する! ただの娯楽作品ではなく、今を生きる私たちがドキッとする題材に右京が切り込む姿は、まさに社会派エンターテインメント。さらに、人を思う「愛」を描くなど、シリーズ史上最も切ないといえる本作ならではの展開も。『相棒』初心者でも楽しめる一作です!
家族の肖像 デジタル完全修復版
2月11日(土・祝)公開
監督 : ルキーノ・ヴィスコンティ
出演 : バート・ランカスター/ヘルムート・バーガー ほか
時間 : 2時間1分
配給 : ザジフィルムズ
公開劇場 : 岩波ホール ほか
人間の深い孤独が見えてくる本作。家族とは何者達の集まりなのか……。
美しきものを追い求めよ―。舞台はローマの豪邸。18世紀イギリスで流行した<家族の肖像>と呼ばれる家族の団欒(だんらん)画をコレクションし、一人静かに生きる老教授がいた。そんな彼の穏やかな生活が、とある家族の闖入(ちんにゅう)によって掻き乱されていってしまい……。イタリアの巨匠ルキーノ・ヴィスコンティ監督晩年の最高傑作が、実に39年ぶりにとても綺麗なデジタル修復版として劇場に蘇(よみがえ)ります! 衣装の一部を担ったフェンディが修復版の制作をし、細かな美術に至るまで絢爛豪華な世界観とは裏腹に、人間の深い孤独が見えてくる本作。家族とは何者達の集まりなのか……。ヴィスコンティが描く、激しくも儚(はかな)いデカダンスな世界をぜひ劇場でご堪能ください!
サバイバルファミリー
2月11日(土・祝)公開
監督 : 矢口史靖
出演 : 小日向文世/深津絵里 ほか
時間 : 1時間57分
配給 : 東宝
公開劇場 : TOHOシネマズ六本木ヒルズ ほか
映画を見た後、感想を話すことで、相手の本当の価値観がわかってしまうかも……。
『ウォーターボーイズ』『スィングガールズ』『ハッピーフライト』など独自の視点で観客の好奇心をくすぐるヒット作を生み出してきた矢口史靖監督の最新作! 今回、矢口監督が選んだ題材は「もし、電気がなくなったら……」と、これまでの矢口作品の例にもれず、矢口監督によるオリジナル脚本によって、誰も見たことのない世界を徹底してリアルに描きながら矢口流ユーモアも満載!突然、電気を必要とするものすべてがストップした時、1つの家族が繰り広げる究極のサバイバルムービーです! 今回の矢口作品ももちろん笑いあり、ハラハラあり、そして最後には感動が! 映画を見た後、感想を話すことで、相手の本当の価値観がわかってしまうかも……。
50歳を迎え、子どもが巣立ち、2人きりの生活が始まった宮本夫婦。ある日、夫(阿部寛)は妻(天海祐希)が隠していた捺印済みの離婚届を見つけてしまう……! 27年間の夫婦生活、何が正しくて何が間違っていたのか夫にはさっぱり分からない。一枚の離婚届から始まるおかしくも愛おしい夫婦の物語とは―。「家政婦のミタ」「〇〇妻」「偽装の夫婦」など人気ドラマの脚本家・遊川和彦がこの作品で念願の映画監督デビューを飾り、妻に改めて恋をする夫=“恋妻家(こいさいか)”という造語を作り夫婦の物語を描きました。必死にもがく夫婦の姿にたくさん笑い、涙が溢れます! 見終わった後に心がほっこり温まる本作、ぜひ劇場でご覧ください!