大人気コミックが待望の実写化！人を喰らう怪人・喰種（グール）が潜む東京。ごく普通の大学生・金木研はある事故をきっかけに人肉しか喰らうことのできない半喰種になってしまう。そんな彼は喰種を駆逐しようとする機関・ＣＣＧとの戦いに巻き込まれていく……。喰種が持つ捕食器官・赫子（カグネ）を使った未体験のアクションは圧巻です！そして見所はアクションだけではありません！ 人間と喰種、二つの世界に生きることになった主人公の葛藤を丁寧に描いています。両者はそれぞれの思いを持っています。あなたはどちらが正しいと思いますか？この映画を見終わった後には世界の見え方が少し変わっているかも……。ぜひ劇場でご覧ください！

この映画の舞台は第二次世界大戦中、ナチスドイツ支配下のフランス。ホロコーストから逃れるため、子供たち８人を率いてスイス国境を目指した13歳の少女ファニー・ベン＝アミの実話を映画化した作品です。ファニーの目線で語られる戦争中の生活と危険だらけの道中はこれが実話なのかと思うほど過酷なもの。そんな中、前を向いてたくましく生きようとする子供たちの健気な姿と匿（かくま）うだけで自分の身が危ぶまれる時代に、子供たちを助けようとする人々の勇気。自分がもし彼女たちと同じ立場になったらどうするか……と考えずにはいられません。原作者は現代にあの時代と同じ危険を感じるため映画化を進めたとのこと。まさに今見るべき作品です。

セザール賞で主要4部門にノミネートされ、フランス映画祭2017で見事＜エールフランス観客賞＞を受賞した本作は、実在したフランス人医師の物語。1945年のポーランド、赤十字に属する医師マチルドが修道院で目の当たりにしたのは、ソ連兵の蛮行によって身ごもり、現実と信仰の狭間で苦しむ修道女たちでした。そこにある命を救う使命感に駆られたマチルドは、幾多の困難に直面しながらも激務の合間を縫って修道院に通い、彼女たちの唯一の希望となっていきます。世界中が不寛容に傾く現代に、マチルドの信念が見る者の心を揺さぶる感動作を、ぜひ劇場でご鑑賞ください！