スクランブル
公開中
監督 : アントニオ・ネグレ
出演 : スコット・イーストウッド/フレディ・ソープ ほか
時間 : 1時間34分
配給 : ギャガ 提供 : ギャガ、カルチュア・パブリッシャーズ
公開劇場 : TOHOシネマズみゆき座 ほか
往年の名車ファンは本作必見!
ジャガーEタイプ、マスタング、フェラーリ250GTO ……これらの車の名前に反応する往年の名車ファンは本作必見! 総額が想像もつかないほどの高級クラシックカーがズラリと登場する序盤のシーンから、車ファンをくすぐりっぱなし。車雑誌の編集者いわく「これほどの名車を一気にスクリーンで見るのは初めて!」と、興奮させるほどの迫力と、その超高級車たちが「一体いくら保険かけてるのか?!」とハラハラするほど派手なカーアクションを繰り広げ、「ワイルド・スピード」シリーズの製作陣が手がけているというのも納得の巧妙なクライムエンターテインメント! この秋、スカッとしたい人はぜひ劇場で!
ソフィア・コッポラの椿姫
本日公開
演出 : ソフィア・コッポラ
出演 : フランチェスカ・ドット/アントニオ・ポーリ ほか
時間 : 2時間21分
配給 : 東北新社
公開劇場 : TOHOシネマズ日本橋 ほか
ソフィア・コッポラがオペラを初演出
注目作を発表し続けてきたソフィア・コッポラが、この度、オペラを初演出しました!演目はジュゼッペ・ヴェルディの人気悲恋オペラ『椿姫』。ハイブランドの創始者ヴァレンティノ・ガラヴァーニが、ソフィアの代表作のひとつ『マリー・アントワネット』(06)を見て感銘を受けヴァレンティノが直々にソフィアに演出をオファーし、今回の公演の実現に至りました。ヴァレンティノ自身がヴィオレッタの衣裳をデザインしたことが、本公演の見どころの一つとなっています。ソフィア自身は、「ヒロインを現代人が共感できる女性として演出した」と語り、今だからこそ見なければいけない「椿姫」がここに誕生しました。
エルネスト
本日公開
監督 : 阪本順治
出演 : オダギリジョー/永山絢斗 ほか
時間 : 2時間4分
配給 : キノフィルムズ/木下グループ
公開劇場 : TOHOシネマズ 新宿 ほか
あなたは知っているか!?チェ・ゲバラが日本に来ていたことを
キューバ革命の英雄、チェ・ゲバラ。彼に“エルネスト”という戦士名を付けられ、激動の時代を共に戦った日系人、フレディ前村の生涯を描いた本作。20歳だった彼は医師を目指して留学したキューバでゲバラと出会い、祖国のために戦うことを決意する。社会を変えるために命を賭けて戦うという、一見現代を生きる私たちには遠い話のようですが、夢あり、恋あり、悩みあり――1人の青年がある出会いを経て、大切な人のために生きた青春ストーリーでもあるのです。リサーチのために3年半の間キューバとボリビアに足を運び、関係者への取材を重ねた阪本順治監督と、6カ月かけてスペイン語を習得したオダギリジョーさんの“本気”を見てほしい。
「その獣は、人間の目をしていました。」本作コピーライターの方の大好きなコピーです。福山さん演じる弁護士と、役所さん演じる殺人犯の、接見室のガラス越しの鬼気迫る心理戦が本作最大の見所です。『羊たちの沈黙』のクラリスがレクター博士に惹かれのみこまれていくように、弁護士は殺人犯に翻弄されていく(私見ですw)。獣が時折みせる“情”、役所さんの怪演は私史上NO.1です。観客は、弁護士の目線を通し“見えない真実”という闇に迷い込んでいく。息をのみ翻弄される不思議な心地よさ? 面白さ? が本作にはあります。ぜひ劇場で、あなたが信じたい真実、そして『三度目の殺人』の意味を確かめてください。私は是枝作品の中で一番好きです。