東京暗渠(あんきょ)歩き入門
― 3つの視点から愉しむ「失われた川」歩き ―

第2土曜日 13:00~15:30 
4月13日、5月11日、6月8日  全3回
本田創(暗渠者、Tokyo Ankyo Laboratories)
東京にはかつて多くの川や水路が流れていましたが、それらは都市化の進行により失われてしまいました。しかし街をよく見れば、そこには形を変え暗渠となったかつての川があちこちに潜んでいます。
この講座では初心者にもわかりやすい暗渠を丁寧な解説を加えながら歩き、暗渠歩きの楽しみ方とそれを通じた街への新たな視点をお伝えします。暗渠特有の景観(暗渠スケープ)へとまなざしを向け、その背後に潜んでいる、失われた水系が織りなす空間の広がりを体感いただき、それぞれにひそむ人と水とのかかわりがそこに積み重ねてきた時間の奥行きを、解説と配布資料によりひもといていきます。
各回6〜7kmを2時間半かけて歩きます。

◆カリキュラム 
4/13
■谷沢川上流部の暗渠をたどる
等々力渓谷で知られる谷沢川の上流部となる用賀地区の暗渠を辿ります。耕地整理でジグザグとなった暗渠から上流部の小さな谷へ。開渠の区間もひっそりと残っています。
集合/東急田園都市線「用賀駅」
(解散は小田急線「千歳船橋駅」予定)

5/11
■貫井川の暗渠をたどる
石神井川の支流、貫井川の暗渠を源流から河口までと、石神井川向山が谷戸支流の暗渠をたどります。練馬名物「水路敷」表示や、喜楽沼と貫井池という2つの池をめぐる謎解きも。
集合/西武新宿線「上井草駅」
(解散は西武池袋線「中村橋駅」予定)

6/8
■堀切の暗渠をたどる
堀切菖蒲園付近の、葛西用水西井堀とその分流網の暗渠をたどります。低地ならではの網の目のように複雑な暗渠。そして今も残る堀切菖蒲園はちょうど満開のタイミングの訪問となります。
集合/京成本線「堀切菖蒲園駅」
(解散も同駅予定)

※現地集合・解散。交通費各自。
※集合場所は駅改札前です。通行の妨げにならぬようお集まりください。
※集合時間、トイレ休憩、天候具合、参加者の体調などにより順路変更、割愛、省略することもあります。
※欠席の連絡は前日17時までに事務局に連絡ください。
※雨天決行。荒天の場合は中止し、振替日を原則、翌日曜日もしくは第4土曜日とします。振替開催の場合は、不参加でも返金はできません。中止の場合はご返金します。(延期または中止連絡は、講座の前日とします。)

★講師プロフィール 
1972年東京都新宿区生まれ。1997年より、東京の暗渠や水路、湧水などの探索の成果をウェブサイトにて公開。著作に「東京暗渠学」、編著に「東京「暗渠」散歩」共著に「東京23区凸凹地図」など。
9,570円(税込・3回分) 

【お申し込み方法】 お電話またはホームページでご予約の上、下記へ直接、または指定の銀行、郵便局で事前にお振込み手続きをお願いします。キャンセルは一週間前まで、それ以降はご返金しかねますのでご了承ください。

※25歳以下の方【先着3名様】受講料・教材費・保険料込み9,720円(税込・3回分)でご受講できます。お申込みの際、「その他」に25歳以下の旨を必ずご明記ください。
◆保険料 480円(税込・3回分)

◆教材費 4,290円(税込・3回分) 
※イヤホンガイド付 
◆持参品:歩きやすい靴で参加。筆記用具、クリアファイル、雨具、保険証のコピー
※25歳以下の方【先着3名様】受講料・教材費・保険料込み9,720円(税込・3回分)でご受講できます。
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