「平家物語」を読む

第1・3金曜日 10:30~12:00
8月1日~10月17日
[8/1・29、9/5・19、10/3・17]
※8月は第1・5金曜です。 
伊藤 悦子(中世文学研究会会員)
『平家物語』は、歴史の転換期を描ききった、軍記物語の最高傑作です。

この講座では、物語の流れに沿って原文をじっくりと読み、その豊饒な世界の魅力に迫ります。
物語周辺の史料も参照しながら、史実との関係、人物の描かれ方、
合戦に関する知識などについてもわかりやすく解説します。
毎回丁寧に背景を説明しますので、途中から参加される方もご心配ありません。
今期は巻三「医師問答」から巻五「物怪之沙汰」までの名場面を取り上げます。

★各回カリキュラム
第1回 巻三「医師問答」「大臣流罪」-清盛のクーデター-
第2回 巻三「法皇被流」「西南離宮」-後白河院幽閉-
第3回 巻四「源氏揃」「信連」「競」-頼政謀反-
第4回 巻四「橋合戦」-悪僧らの奮戦-
第5回 巻四「宮御最期」-頼政・以仁王の最期-
第6回 巻五「都遷」「物怪之沙汰」-福原遷都と怪異-

★講師プロフィール
國學院大學大学院(文学研究科)満期退学。現在、博士論文執筆中。専攻分野は軍記物語を中心とした日本中世文学。特に軍記物語を題材に絵画資料や伝承などの研究に取り組んでいる。著書に『木曽義仲に出会う旅』(新典社)。
21,120円(税込・6回分)
※別途、設備使用料990円(税込・6回分)がかかります。

◆資料代: 660円(税込・6回分)
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