「平家物語」を読む

第1・3金曜日 10:30~12:00
[4/19、5/17・31、6/7・21、7/5]
※5月は第3・5週です。     
伊藤 悦子(中世文学研究会会員)
『平家物語』は、歴史の転換期を描ききった、軍記物語の最高傑作です。

この講座では、物語の流れに沿って原文をじっくりと読み、その豊饒な世界の魅力に迫ります。
物語周辺の史料も参照しながら、史実との関係、人物の描かれ方、
合戦に関する知識などについてもわかりやすく解説します。
毎回丁寧に背景を説明しますので、途中から参加される方もご心配ありません。
今期は巻十「海道下」「千手前」から巻十一「先帝身投」「能登殿最期」までの名場面を取り上げます。

★各回カリキュラム
第1回 巻十「海道下」「千手前」-重衡、鎌倉へ-     
第2回 巻十「横笛」「高野巻」-横笛と滝口入道-
第3回 巻十「維盛出家」「維盛入水」-維盛の苦悩-
第4回 巻十一「逆櫓」「嗣信最期」-義経の従者達-
第5回 巻十一「那須与一」「弓流」-扇の的-
第6回 巻十一「先帝身投」「能登殿最期」-壇の浦の合戦-

★講師プロフィール
國學院大學大学院(文学研究科)満期退学。現在、博士論文執筆中。専攻分野は軍記物語を中心とした日本中世文学。特に軍記物語を題材に絵画資料や伝承などの研究に取り組んでいる。著書に『木曽義仲に出会う旅』(新典社)。
18,480円(税込・6回分)
※別途、設備使用料900円(税込・6回分)がかかります。

◆資料代: 600円(税込・6回分)
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