城跡ハイキング

=リクエスト受付=
第2土曜日 10:30~15:00頃 全5回 
4月13日~9月14日
[4/13、5/11、6/8、7/13、9/14]
清水克悦(歴史ライター)
日帰りで城跡と城下町の面影が残る周辺を散策します。
著名な城跡だけでなく、地元の人しか知らないような城跡もめぐります。
最寄り駅(バス停)から歩いてこそ城の立地が見えてきます。遺構があるか、ロマンや感動があるか、歩いて楽しいかが城跡ハイキングには大切です。
どの城もせいぜい3時間(距離は5~7km)ほどのハイキングですから、
翌日に疲れを残さない気軽さも魅力です。めぐっているときの楽しさ、帰ってから記録を整理する楽しみもあり、城を知れば知るほど、奥の深さに熱中するでしょう。資料は事前に配布します。両手が使えるリュクサックがお勧めです。初めての方も大歓迎です。歩きやすい靴、服装でご参加ください。

★スケジュール 
※集合時間は各回とも10時30分(時間厳守)駅改札前

4/13
【久留里城(千葉)】
久留里は地下水が自然に吹き出る地質構造で、いたるところに井戸がある名水の里。城跡の薬師曲輪からは、眼下に藩主の居館があった三の丸跡、外曲輪跡、里見氏と北条氏が戦った古戦場などが見下ろせる。二の丸跡には、久留里城址資料館。本丸には2層3階の天守が復元されている。天守の左手の土壇は、黒田家初代直純が築いた天守台跡である。
【歩行距離:約6km、歩行時間:約2時間45分】
集合/JR「久留里駅」改札
解散/JR「久留里駅」

5/11
【箕輪城(群馬)】
郭馬出西虎口に復元された二階建ての櫓(やぐら)門を潜ると出撃の拠点の郭馬出。箕輪城を南北に分断する大堀切を土橋で渡ると二の丸である。堀の南側が落とされても城の主要部の北側を守る役割の大堀切である。本丸をめぐる幅30m~40m、深さ10mの空堀もあり、箕輪城は、大規模な堀切、空堀が見どころ。二の丸から赤城山の眺めもよい。
【歩行距離:約6km、歩行時間:約2時間45分】
集合/JR「高崎駅」改札
解散/ JR「高崎駅」

6/8
【春日山城(新潟)】
春日山城は上杉謙信の居城として知られる山城。スタートは、山麓の謙信が学問を学んだ長尾家の菩提寺の林泉寺。政所跡に建つ春日山神社、重臣・直江兼続の屋敷跡、謙信が出陣の際に、祈りを捧げた毘沙門堂などを通って、頚城平野が望める本丸へ。帰路は、謙信の死後、家督相続を争った2人の養子景勝と景虎の屋敷跡、謙信の銅像などをめぐる。
【歩行距離:約7km、歩行時間:約3時間】
集合/えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン「春日山駅」改札
解散/えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン「春日山駅」

7/13
【津久井城(神奈川)】
北に相模川、南に串川が流れ、周囲が急な斜面に囲まれた独立峰375mにある。本城曲輪からは、津久井湖や北側の山並みが望める。戦国時代に北条氏の支城となり、現在の相模原市緑区あたりを所領した「津久井衆」筆頭の内藤氏が5代に亘り城を守っていたが、甲斐との境目にある城の宿命で、北条氏と武田氏の支配を受ける苦しい立場にあった。
【歩行距離:4.2km、歩行時間:約3時間】
集合/JR「橋本駅」改札
解散/ JR「橋本駅」

8月 お休み

9/14
【田中城(静岡)】
田中城は、今川氏と武田氏が奪い合った城。本丸を中心に四重の堀を同心円状に巡らせた円郭式縄張りがユニーク。現在本丸は小学校と中学校の敷地で入れないが、下屋敷、三の丸堀が見どころ。ほかに、開発を免れた土塁や堀が住宅地の中に残る。田中城は、家康が鷹狩にたびたび訪れ、鯛のてんぷらを食し、食あたりを起こしたことでも知られている。
【歩行距離:約5km、歩行時間約2時30分間】
集合/JR「西焼津駅」改札
解散/ JR「西焼津駅」


★講師プロフィール★
歴史ライター、歴史さんぽ講師。毎日文化センターでは、「武蔵野さんぽ」を担当。著書に『首都圏城跡ハイキング』、『関東・甲信越 戦国の名城・古城 歩いて巡るベスト100』(ともにメイツ出版)、『横浜謎解き街歩き』『山手線謎解き街歩き』(ともに実業之日本社)など。
18,900円(税込・5回分) 
※現地集合・解散、交通費・入園料・入館料・拝観料各自。
※現地までタクシーを利用する場合もございます。
◆資料代:750円(税込・5回分) 

◆保険料:800円(税込・@160円×5回分)
◆持参品:歩きやすい靴、服装。帽子、雨具、筆記具、保険証のコピー

※雨天決行。荒天が予想される場合は、前日までにご連絡します。
原則として、翌週土曜に振替などの対応をしますが、訪問先の状況により、曜日変更もあります。その場合、欠席のご返金はできかねますのでご了承ください。
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