東京暗渠(あんきょ)歩き入門
― 3つの視点から愉しむ「失われた川」歩き ―

第2土曜日 13:00~15:30 
7月12日、9月13日 全2回
本田 創(暗渠者、Tokyo Ankyo Laboratories)
東京にはかつて多くの川や水路が流れていましたが、それらは都市化の進行により失われてしまいました。しかし街をよく見れば、そこには形を変え暗渠となったかつての川があちこちに潜んでいます。

この講座では初心者にもわかりやすい暗渠を丁寧な解説を加えながら歩き、暗渠歩きの楽しみ方とそれを通じた街への新たな視点をお伝えします。暗渠特有の景観(暗渠スケープ)へとまなざしを向け、その背後に潜んでいる、失われた水系が織りなす空間の広がりを体感いただき、それぞれにひそむ人と水とのかかわりがそこに積み重ねてきた時間の奥行きを、解説と配布資料によりひもといていきます。
各回6〜7kmを2時間半かけて歩きます。


◆カリキュラム 
7/12
■高幡不動の用水路を辿る(向島用水、高幡用水)
高幡不動駅周辺の浅川からひいた灌漑用水網を、今も残る水田も巡りながら歩きます。のどかな田園風景が残る一帯で、水路も大半は暗渠になっていませんが、開発により年々風景は変わりつつあります。
集合/京王線「高幡不動」駅
解散/同駅(予定)

9/13
■足立区南部の見沼代用水(西新井堀)をたどる
今はほぼ失われた、足立区南部の見沼代用水の水路網の痕跡を辿ります。
暗渠の大部分は道路になっていますが、23 区内では貴重なハス田や、昔からの残る水田、西新井大師など、水にまつわるスポットは今も点在しています。
集合/日暮里・舎人ライナー「扇大橋」駅
解散/東武伊勢崎線「西新井」駅(予定)

※現地集合・解散。交通費各自。
※集合場所は駅改札前です。通行の妨げにならぬようお集まりください。
※集合時間、トイレ休憩、天候具合、参加者の体調などにより順路変更、割愛、省略することもあります。
※欠席の連絡は前日17時までに事務局に連絡ください。
※雨天決行。荒天の場合は中止し、振替日を原則、翌日曜日もしくは第4土曜日とします。振替開催の場合は、不参加でも返金はできません。中止の場合はご返金します。(延期または中止連絡は、講座の前日とします。)


★講師プロフィール 
1972年東京都新宿区生まれ。1997年より、東京の暗渠や水路、湧水などの探索の成果をウェブサイトにて公開。著作に「東京暗渠学」、編著に「東京「暗渠」散歩」共著に「東京23区凸凹地図」など。
7,260円(税込・2回分) 

【お申し込み方法】
お電話または下記お申し込みフォームから事前にご予約ください。
◆保険料 320円(税込・2回分)
◆教材費 2,860円(税込・2回分) 
※イヤホンガイド付
◆持参品 歩きやすい靴で参加。筆記用具、クリアファイル、雨具、保険証のコピー
※25歳以下の方【先着3名様】受講料・教材費・保険料込み7,360円(税込・2回分)でご受講できます。お申込みの際、「その他」に25歳以下の旨を必ずご明記ください。
※キャンセルは1週間前まで。それ以降は全額お支払いいただきます。
※入会金はかかりません。
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