「800字」で心をつかむ文章術
~元論説委員と学ぶ自分表現~

変則木曜日 19:00~20:30 全4回
10月2日・16日・30日、11月13日
滝口隆司(元毎日新聞論説委員・スポーツジャーナリスト)
 800字といえば、400字詰めの原稿用紙2枚の長さです。マスコミなどの入社試験や大学推薦入試でも、800字前後の作文や小論文を求められるケースが多いようです。「文は人なり」という言葉があるように、文章を書く力は、自分自身を表現し、将来を切り開くための大事なスキルです。ただし、短い文で思いを綴り、読み手の心をつかむには技術も必要です。
 今ではブログやSNSによる発信の場ができて、日常的にコラムやエッセイを書く人も増えています。書くという行為によって、気持ちを表すことが楽しみになれば、手紙やEメール以外でもコミュ
ニケーションの幅が広がっていきます。
 本講座を通じ、文章を書く知的な面白さや喜びを体験してください。

【カリキュラム】
 講座では、読まれる文章のコツや短文を書くための注意事項など、実例を交えながら、さまざまな文章術を学びます。講座の最後に作文(800字程度)のテーマを出題しますので、受講生は期日までにパソコンか原稿用紙への手書きで文章を作成し、Eメールか郵送で事務局に提出してください。次回講座の冒頭に添削して評を付けた作品をお返しし、全体的な講評も行います。
 原稿用紙が必要な方は教室でご用意します。個別の質問があれば、Eメールや原稿用紙の余白にご記入ください。


★講師プロフィール
1967年大阪府生まれ。90年に毎日新聞に入社し、運動部記者として4度の五輪取材を経験。連載「五輪の哲人大島鎌吉物語」で2014年度のミズノスポーツライター賞優秀賞。大阪本社運動部長を経て論説委員となり、スポーツ関連の社説を執筆する傍ら、夕刊一面の寸評コラム「近事片々」も担当した。現在はフリーで活動し、立教大学で兼任講師も務める。著書に『情報爆発時代のスポーツメディア―報道の歴史から解く未来像』『スポーツ報道論 新聞記者が問うメディアの視点』がある。
14,080円(税込・4回分)
※別途、設備使用料660円(税込・4回分)がかかります。
◆持参品 筆記用具
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