聖書を“出来事”として読む

第3木曜日 13:30~15:00
9月18日、10月16日、11月20日 全3回
並木豊勝( カトリック司祭、下井草教会主任)
そこに何が起きていたのか――
聖書を“出来事”として読む新しい視点。


ある時代にある所で何かが起こり、世界は大きく変わり始めたのですが、その出来事に巻き込まれた人々は、その時の驚きや喜びを、感謝や賛美の祈りや歌としただけでなく、時には怒りや不満の感情をも子々孫々に語り伝えました。
こうして、さまざまな伝承が最終的にひとつにまとめられて出来上がったのが今日の聖書です。
ですから、当講座は聖書を神と人間の歴史的出来事の書として読んでいくことになります。
聖書本文は必要箇所だけをプリントしてそのつど皆様にお渡ししますが、もちろん聖書を持って来られても結構です。ただし、かなり重いですよ(新共同訳聖書、日本聖書協会1.2kg)。

新約聖書では、イエス・キリストの出来事を一般の人々や特に弟子たち、またはイエスの反対者たちとのやり取りの中で見ていくことになります。
当講座では出来るだけ具体的にいくつかの箇所を選んで、単なる人生訓や倫理道徳、抽象的な神学ではなく、具体的な個々の出来事として扱いながら全体の流れを見ていきたいと考えています。


★講師プロフィール
サレジオ修道会の修道者として31才で司祭に叙階され今日に至る(2025年7月現在83才)。誇りとするものは聖書。聖書を伝える機会が与えられるなら、いつでもどこへでも出かけて行きますが、歳ですからあまり遠くには・・・・乞う御容赦。
10,890円(税込・3回分)
◆資料代 66円(税込・3回分)
◆設備使用料 495円(税込・3回分)
※キャンセルは1週間前まで。それ以降は全額お支払いいただきます。
◆持参品 筆記用具
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