中国小説史入門

第4土曜日 15:30~17:00 全5回
10月25日~2026年3月28日
[10/25、11/22、12/27、1/24、2/28、3/28]
平井 徹(慶應義塾大学講師)
「中国古典小説史」を解説します。
中国の小説といえば、『水滸伝』『三国志演義』『紅楼夢』などの近世白話小説でよく知られています。
しかし、こうした長編小説が突然誕生したわけではありません。例えば、『三国志演義』は、3世紀の歴史をベースにしていますが、活字になるまでには1000年もの歳月を要しました。
美酒がゆっくりと長い時間をかけて醸されるように、準備期間が必要だったのです。
今期の講座では、小説史の中盤、唐代から宋代にかけての展開を扱い、具体的作品にもふれつつ、眺めてみたいと思います。
知的好奇心を維持し、楽しく講読できるよう、肩のこらない講座にしたいと思います。

テキストは、現代中国の文豪である魯迅(1881~1936)の講義録『中国小説の歴史的
変遷』の日本語訳を使用します。


◆カリキュラム ※進度は多少前後することがあります。
第1・2・3回 唐代の伝奇小説―虚構文学のおもしろさ
第4・5・6回 宋人の「説話」とその影響―白話小説の芽ばえ


★講師プロフィール★
1972年、埼玉県生まれ。慶應義塾大学大学院後期博士課程単位取得修了。専攻は中国文学。現在、慶應義塾大学等複数の大学で、中国語中国文学、漢文学の講座を担当。全国漢文教育学会常任理事。渋谷ヒカリエ「川本喜八郎人形ギャラリー」展示監修。
21,120円(税込・6回分)
※別途、設備使用料990円(税込・6回分)がかかります。
◆持ち物
筆記用具
『中国小説の歴史的変遷 魯迅による中国小説史入門』(凱風社/丸尾常喜 訳注)
※絶版につき、インターネット等で購入いただくか、入手が困難な方は講師にご相談ください。
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