東京暗渠(あんきょ)歩き入門
― 3つの視点から愉しむ「失われた川」歩き ―

第2土曜日 13:00~15:30 
10月11日、11月8日、12月13日 全3回
本田 創(暗渠者、Tokyo Ankyo Laboratories)
東京にはかつて多くの川や水路が流れていましたが、それらは都市化の進行により失われてしまいました。しかし街をよく見れば、そこには形を変え暗渠となったかつての川があちこちに潜んでいます。

この講座では初心者にもわかりやすい暗渠を丁寧な解説を加えながら歩き、暗渠歩きの楽しみ方とそれを通じた街への新たな視点をお伝えします。暗渠特有の景観(暗渠スケープ)へとまなざしを向け、その背後に潜んでいる、失われた水系が織りなす空間の広がりを体感いただき、それぞれにひそむ人と水とのかかわりがそこに積み重ねてきた時間の奥行きを、解説と配布資料によりひもといていきます。
各回6〜7kmを2時間半かけて歩きます。


◆カリキュラム 
10/11
■谷保の湧水と府中用水・矢川をたどる(国立市)
谷保天満宮、ママ下湧水、矢川緑地といった国立~立川の湧水やそこから流れだす小川、そしてそれらが注ぐ府中用水をたどります。大部分が暗渠ではなく開渠ですが、稲の刈入れ直後の、秋の田園風景をあわせて楽しめます。
集合/南武線「谷保」駅
解散/南武線「矢川」駅(予定)

11/8
■旧呑川と貴船堀をたどる(大田区)
大森~蒲田の呑川旧流路や貴船堀、そこに注いでいた小川の暗渠を辿ります。
東京湾沿いならではの水辺や産業の名残が残る暗渠です。
集合/京急線「大森町」駅
解散/京急線「京急蒲田」駅(予定)

12/13
■谷端川上流といくつかの支流をたどる(豊島区)
豊島区西部を流れていた谷端川の上流部と、いくつかの支流の暗渠を歩きます。
緑道の暗渠からすれ違えないくらいの細い暗渠路地まで、さまざまな暗渠景観が待っています。
集合/東京メトロ有楽町線「千川」駅
解散/「池袋」駅(予定)

※現地集合・解散。交通費各自。
※集合場所は駅改札前です。通行の妨げにならぬようお集まりください。
※集合時間、トイレ休憩、天候具合、参加者の体調などにより順路変更、割愛、省略することもあります。
※欠席の連絡は前日17時までに事務局に連絡ください。
※雨天決行。荒天の場合は中止し、振替日を原則、翌日曜日もしくは第4土曜日とします。振替開催の場合は、不参加でも返金はできません。中止の場合はご返金します。(延期または中止連絡は、講座の前日とします。)


★講師プロフィール 
1972年東京都新宿区生まれ。1997年より、東京の暗渠や水路、湧水などの探索の成果をウェブサイトにて公開。著作に「東京暗渠学」、編著に「東京「暗渠」散歩」共著に「東京23区凸凹地図」など。
10,890円(税込・3回分)

【お申し込み方法】
お電話または下記お申し込みフォームから事前にご予約ください。
◆保険料 480円(税込・3回分)
◆教材費 4,290円(税込・3回分) 
※イヤホンガイド付
◆持参品 歩きやすい靴で参加。筆記用具、クリアファイル、雨具、保険証のコピー
※25歳以下の方【先着3名様】受講料・教材費・保険料込み11,040円(税込・3回分)でご受講できます。お申込みの際、「その他」に25歳以下の旨を必ずご明記ください。
※キャンセルは1週間前まで。それ以降は全額お支払いいただきます。
※入会金はかかりません。
お申し込み