 | 第2土曜日 10:30～15:00頃 全6回 10月11日～2026年3月14日 [10/11、11/8、12/13、1/10、2/14、3/14] |
 | 清水 克悦(歴史ライター) |
 | 日帰りで城跡と城下町の面影が残る周辺を散策します。 著名な城跡だけでなく、地元の人しか知らないような城跡もめぐります。 最寄り駅(バス停)から歩いてこそ城の立地が見えてきます。 遺構があるか、ロマンや感動があるか、歩いて楽しいかが城跡ハイキングには大切です。 どの城もせいぜい3時間(距離は5～7km)ほどのハイキングですから、翌日に疲れを残さない気軽さも魅力です。 めぐっているときの楽しさ、帰ってから記録を整理する楽しみもあり、城を知れば知るほど奥の深さに熱中するでしょう。 資料は事前に配布します。両手が使えるリュックサックがお勧めです。 歩きやすい靴(登山靴がベスト)、服装でご参加ください。 ★スケジュール ※集合時間は各回とも10時30分(時間厳守)駅改札前 10/11 【高天神城(静岡)】 武田氏と徳川氏の攻防の舞台となった。 家康が奪還を試みた天正9年(1581)、高天神城に武田勝頼からの援軍は来ず、 城代の岡部長教(ながのり)以下900名が玉砕した。 横田甚五郎(じんごろう)が甲州の勝頼の元へ逃れた「甚五郎の抜け道」は、 「犬戻り猿戻り」ともいう細い尾根道。 【歩行距離:約5km、歩行時間:約2時間30分】 集合/JR東海道新幹線「掛川」駅改札 解散/JR東海道新幹線「掛川」駅 11/8 【玉縄城(神奈川)】 城跡がある丘陵は、清泉女学院と住宅地である。 遺構は清泉女学院の構内にある諏訪檀と呼ぶ物見台などが残る。 永正9年(1512)、伊勢宗瑞(いせそうずい)(北条早雲)は 扇谷上杉氏の一族・三浦道寸(どうすん)父子が立て籠る 新井城の支援に向かう扇谷上杉朝興(ともおき)をこの地で撃破している。 【歩行距離:約2.5km、歩行時間:約1時間15分】 集合/JR東海道線、横須賀線「大船駅」南改札 解散/JR東海道線、横須賀線「大船」駅 12/13 【関城、大宝城、多賀谷城(茨城)】 関城、大宝城が登場するのは、 北畠親房が関城に、 春日顕国(かすがあきくに)が大宝城に立てこもり、 北朝方の高師冬(こうのもろふゆ)と攻防を繰り広げた南北朝時代。 多賀谷城は、結城氏の重臣の多賀谷氏によって築城された戦国時代の城。 これら、関東鉄道常総線沿いの3城を繋いで歩く。 【歩行距離:約5.5km、歩行時間:約3時間】 集合/ 関東鉄道常総線「騰とばのえ波ノ江」駅改札 解散/ 関東鉄道常総線「下妻」駅 1/10 【上田城(長野)】 第一次上田合戦、第二次上田合戦で徳川軍を翻弄した真田氏の城だ。 東虎口櫓門から入り、真田神社にお参りし、尼ヶ淵に下る。 明治7年の取壊しを免れた唯一の西櫓と南櫓が見上げる高さだ。 博物館を見学し、鬼門除けの土塁の隅欠を見て、旧北国街道沿いの柳町に向かう。 【歩行距離:約4.6km、歩行時間:約2時間】 集合/JR北陸新幹線「上田」駅改札 解散/JR北陸新幹線「上田」駅 2/14 【赤塚城(東京)】 武蔵野台地の北東端の丘陵にあった城跡で、都立赤塚溜池公園の一部。 康正2年(1456)に千葉実胤(さねたね)、自胤(これたね)兄弟の 千葉城が古河公方・足利成氏(しげうじ)の軍勢に攻められ落城した。 兄は石浜城、弟は赤塚城に逃れたという。主郭の横堀、竪堀、三の郭の空堀の一部が残る。 【歩行距離:約4km、歩行時間:約2時間30分】 集合/ 東武東上線「下赤塚」駅改札 解散/ 都営三田線「西高島平」駅 3/14 【戸倉城(東京)】 戸倉城は、狭い山上の東、西の2郭から構成され、 居館など城の主要部は光厳寺付近にあった。 小田原北条氏時代は、 北条氏照のいる滝山城と武田氏への抑えの桧原城とを中継する役割を持ち、 狼煙台として利用していたらしい。 山頂からは、新宿、池袋方面の眺めがよい。 【歩行距離:約5km、歩行時間:約2時間30分】 集合/JR武蔵五日市線「武蔵五日市」駅改札 解散/JR武蔵五日市線「武蔵五日市」駅 ★講師プロフィール★ 歴史ライター、歴史さんぽ講師。毎日文化センターでは、「城跡ハイキング」のほか「武蔵野さんぽ」を担当。著書に『首都圏城跡ハイキング』、『関東・甲信越 戦国の名城・古城 歩いて巡るベスト100』(ともにメイツ出版)、『横浜謎解き街歩き』『山手線謎解き街歩き』(ともに実業之日本社)など。 |
 | 22,704円(税込 6回分) ※現地集合・解散、交通費・入園料・入館料・拝観料各自 ※現地までタクシーを利用する場合もあります |
 | ◆資料代 1,188円(税込・6回分) ◆保険料 960円(税込・@160円×6回分) ◆郵送料 660円(税込・@110円×6回分) |
