『おもしろ歌舞伎塾』
―覗いてみたい歌舞伎のアレコレ―

第3木曜日 10:30~12:00
12月18日~2026年5月21日
[12/18、1/15、2/19、3/19、4/16、5/21]
五十嵐 淳子(古典芸能解説者/クリエイティブディレクター)
前回のシリーズでは、『仮名手本忠臣蔵』『菅原伝授手習鑑』『 義経千本桜』の義太夫三大名作や、「菊五郎襲名」に因んで音羽屋縁の演目を中心に、“名せりふから演目の面白さを探る”お話を続けてきましたが、むろん歌舞伎には他にも魅力的な演目が山ほどあります。

今回は演目選びの視点を変えて、また「ほぉ!」な情報をふんだんにお話しする予定です。
“声”や“口跡”は、いい役者の第一条件。贔屓役者がせりふに込めた想いや、作者の工夫や目論見を知れば、観劇の折の楽しみが、もっと深まるに違いありません。


★講座カリキュラム
第1回『番町皿屋敷』の名せりふ:「青山播磨の~伯母様は苦手じゃ~」
第2回『一谷嫩軍記-熊谷陣屋-』の名せりふ:「義経の~爺よ堅固であったか~」
第3回『天衣紛上野初花-河内山-』の名せりふ:「河内山宗俊の~まことに意外の御血色~」
第4回『一本刀土俵入』の名せりふ:「お蔦の~横綱の卵は泣きべそだねぇ~」
第5回『文七元結』の名せりふ:「長兵衛の~人のいのちは金じゃあ買えねえ~」  
第6回『平家女護島-俊寛-』の名せりふ:「俊寛僧都の~思い切っても凡夫心~」


★講師プロフィール★ 
日本女子大学文学部国文学科卒業後、(株)博報堂勤務を経て独立。小泉内閣時代の「環境省チームマイナス6%」業務で、市川海老蔵丈(現 團十郎)、熊川哲也氏、隈研吾氏等文化人の協力で「FUROSHIKI展」を開催するなど、SDGsへ先がけての業務に中心的立場で参画。その後も古典芸能の枠を超えた文化的活動に意欲的な取り組みを継続、同時に 歌舞伎界の活性化と役者の活動の場の拡大に力点を置いた活動も行っている。
21,120円(税込・6回分)
※別途、設備使用料990円(税込・6回分)がかかります。
◆資料代 792円(税込・6回分)
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