「周死期」を考える【後編】
~「身寄りなし」問題の行方~

12月6日(土) 11:00~13:00
滝野隆浩(毎日新聞客員編集委員)
誰もが向き合う“身寄りなし”時代を生き抜く知恵は‒‒

「『周死期』を考える」講座の後編は、「身寄りなし」問題です。
いま、1人暮らしをしている人は人生の最終盤、身寄りがないと困難に直面します。
それは日本の制度が「家族がいる」ことを前提としているからです。
たとえば入院や施設入所のときに、必ず「子供らの身元保証」を求められます。
自分には関係ないと決して思わないでください。
身寄りに「頼りたくない」人も、「付き合いがなくて頼れない」人もまったく同様なのです。
「夫婦2人暮らし」も予備軍です。
国もようやくこの問題の深刻さに気づいて施策をまとめつつあります。
でもたぶんそれでは不十分です。
現場の声を多く聞いてきました。どうしたらいいのかを、一緒に考えたいです。


★講師プロフィール★ 
1960年長崎県生まれ。防衛大学校卒業後、任官辞退。83年毎日新聞入社。甲府支局、東京社会部、「サンデー毎日」編集部などで「自衛隊」と「家族問題」をテーマに執筆。前橋支局長、専門編集委員をへて2025年3月、定年退職。在職中から連載している「掃苔記」(毎週日曜日掲載)は現在も継続中。「宮崎勤精神鑑定書」「自衛隊指揮官」「これからの『葬儀』の話をしよう」「世界を敵に回しても、命のために闘う」など著書多数。
3,520円(税込)
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