東京暗渠(あんきょ)歩き入門
― 3つの視点から愉しむ「失われた川」歩き ―

第2土曜日 13:00~15:30 
2026年1月10日、2月14日、3月14日 全3回
本田 創(暗渠者、Tokyo Ankyo Laboratories)
東京にはかつて多くの川や水路が流れていましたが、それらは都市化の進行により失われてしまいました。しかし街をよく見れば、そこには形を変え暗渠となったかつての川があちこちに潜んでいます。

この講座では初心者にもわかりやすい暗渠を丁寧な解説を加えながら歩き、暗渠歩きの楽しみ方とそれを通じた街への新たな視点をお伝えします。暗渠特有の景観(暗渠スケープ)へとまなざしを向け、その背後に潜んでいる、失われた水系が織りなす空間の広がりを体感いただき、それぞれにひそむ人と水とのかかわりがそこに積み重ねてきた時間の奥行きを、解説と配布資料によりひもといていきます。
各回6〜7kmを2時間半かけて歩きます。


◆カリキュラム 
1/10
■玉名川・三田用水・白金分水をたどる(港区・品川区)
白金台・上大崎地区を流れていた「三田用水」の下流部とそこから分かれていた玉名川・白金分水の暗渠をたどります。白金台のアップダウンを縫うように流れていた三田用水。暗渠沿いの谷間には八芳園、自然教育園など今も水辺が残っています。
集合/東京メトロ南北線・都営三田線「白金台」駅
解散/東京メトロ日比谷線「広尾」駅(予定)

2/14
■弦巻川の暗渠をたどる(豊島区・文京区)
池袋駅西口から江戸川橋にかけて流れていた弦巻川の暗渠をたどります。小さいけれど江戸時代よりよく知られた川。繁華街の駅前から庶民的な住宅地、そして高速道路の下へと、暗渠沿いの景観は変化していきます。
集合/JR「池袋」駅
解散/東京メトロ有楽町線「江戸川橋」駅(予定)

3/14
■高砂~金町の暗渠を辿る(葛飾区)
高砂~柴又~金町にかけて広がる、上下之割用水・小岩用水とその分流の暗渠をたどります。
東京東部の平坦な地に張り巡らされていた農業用水の痕跡は緑道や路地になって残っています。
集合/京成本線「京成高砂」駅
解散/常磐線「亀有」駅(予定)※終了は16時頃

※現地集合・解散。交通費各自。
※集合場所は駅改札前です。通行の妨げにならぬようお集まりください。
※集合時間、トイレ休憩、天候具合、参加者の体調などにより順路変更、割愛、省略することもあります。
※欠席の連絡は前日17時までに事務局に連絡ください。
※雨天決行。荒天の場合は中止し、振替日を原則、翌日曜日もしくは第4土曜日とします。振替開催の場合は、不参加でも返金はできません。中止の場合はご返金します。(延期または中止連絡は、講座の前日とします。)


★講師プロフィール 
1972年東京都新宿区生まれ。1997年より、東京の暗渠や水路、湧水などの探索の成果をウェブサイトにて公開。著作に「東京暗渠学」、編著に「東京「暗渠」散歩」共著に「東京23区凸凹地図」など。
10,890円(税込・3回分)

【お申し込み方法】
お電話または下記お申し込みフォームから事前にご予約ください。
◆保険料 480円(税込・3回分)
◆教材費 4,290円(税込・3回分) 
※イヤホンガイド付
◆持参品 歩きやすい靴で参加。筆記用具、クリアファイル、雨具、保険証
※25歳以下の方【先着3名様】受講料・教材費・保険料込み11,040円(税込・3回分)でご受講できます。お申込みの際、「その他」に25歳以下の旨を必ずご明記ください。
※キャンセルは1週間前まで。それ以降は全額お支払いいただきます。
※入会金はかかりません。
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