歴史の中の『万葉集』

第1・3金曜日 13:30~15:00
10月2日~12月18日 全6回
〔10/2・16、11/6・20、12/4・18〕
武田 比呂男(十文字学園女子大学名誉教授、明治大学兼任講師)
日本最古の歌集『万葉集』のなかで、作られた時期が明らかなうたは新旧で130年ほどの開きがあります。
それは天皇を中心とした統一国家が成立していく時期や、律令制国家が衰退を始める時期など、激動の時代を含みます。
作者たちの多くが古代の歴史のなかでさまざまに活躍する、天皇とその一族や、古代豪族の末裔氏族に、新進の貴族官僚たちです。
『万葉集』のなかに歴史があるのです。
古代の歴史を見据えながら読むことで『万葉集』の新たな魅力が発見できるでしょう。

今期は、家持が少納言に遷任され越中を離れることになる時期のうたを中心に、家持の代表作とされる絶唱三首や、光明皇后や孝謙天皇のうたなども交えて読んでいきます。
古代史や『万葉集』に関するミニ知識満載の講座です。
『万葉集』を通じて古代の人々の息吹を感じてみませんか。

※万葉集を継続して読んでいますが、一回一回独立した内容ですので、途中からの参加も大歓迎です。

★カリキュラム
第1回 坂上郎女・京師より来贈する歌(巻19・4220~21)
第2回 光明皇后・入唐大使藤原朝臣清河に賜ふ(巻19・4240)
第3回 大伴家持・少納言に遷任される(巻19・4248~4255)
第4回 孝謙天皇・酒肴を入唐使藤原朝臣清河等に賜ふ(巻19・4264~65)
第5回 大伴家持・詔に応へむために儲けて作る歌(巻19・4266~67)
第6回 大伴家持・絶唱三首(巻19・4290~4292)


★講師プロフィール
日本古代文学、民俗文化専攻。著書に『仏法と怪異 日本霊異記の世界』、共著書に『躍動する日本神話』、『シャーマニズムの文化学』、論文に「大伴家持の祈雨歌小考」、「流離する貴種の論理ー折口信夫論の試みー」など。
21,120円(税込・6回分) 
※別途、設備使用料990円(税込・6回分)がかかります。
◆資料代 660円(税込・6回分)
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