わたしたちは、小さくても魅力的なサービスを提供するプロフェッショナル集団として、
お客さまにかけがえのない喜びや満足をもたらし、社会に貢献します
これは、当社が2025年9月に掲げた新しい企業理念です。
当社の「エンジン」に当たる部門は、山岳ツアーを主力商品とする旅行部と、各種イベントの企画や運営を手がける企画部です。全従業員70人余りの小さな会社ですが、旅行部のスタッフは小規模でも特定のニーズがあるツアーを丁寧に企画・運営し、お客さまから「先鋭のガイド陣で安心して登れました」「感激の山旅でした」という賞賛をしばしば頂いています。
親会社の毎日新聞社が主催する「毎日デザイン賞」「毎日ファッション大賞」などを運営する企画部のスタッフも、受賞者にとって一生に一度の晴れ舞台を真心こめて作り上げ、受賞の瞬間にも立ち会うことで大きな喜びを共有しています。社会の新しい才能を発掘するお手伝いをしているとも言えるでしょう。こうしたプロフェッショナルな意識やスキルこそ、当社が誇る財産です。
また、2024年に発足したビジネスプロデュース（BP）本部は、旅行部と企画部の営業部門として企業や自治体などに当社のサービスを提案し、新規顧客の開拓に努めています。当社を支える「屋台骨」である管理部は、組織運営に欠かせない財務、人事、総務などの仕事を一手に担っています。
当社は1973年に毎日新聞社を母体として発足し、現在は毎日新聞グループホールディングスの傘下にあります。この半世紀余り、都市部から日本アルプスなどの登山口に直行するバス「毎日あるぺん号」など、多くお客さまに支持されるサービスを生み出して独自のポジションを築いてまいりました。
ただ、現代社会はめまぐるしい技術革新が起きており、お客さまのニーズも多様化しています。そのような中、当社は企業理念だけでなく、新しい経営ビジョンも掲げました。その一つは次のようなものです。
社内外でコミュニケーションを活発化させ、新しいニッチ戦略を立てて「ナンバーワン」「オンリーワン」となるサービスを生み出す
これからも公正中立を旨とする報道機関のグループ会社としての自覚を持ちつつ、お客さまの人生を彩るサービスを提供し続け、微力ながら社会に貢献してまいります。
